さて、今回は2018年12月30日に東京大田区体育館で行われたトリプル世界戦、FUJI BOXING 2018の試合結果、感想についての記事になります!
自分はこの大会をフジテレビで視聴しました。
2018年末 注目のトリプル世界戦 FUJI BOXING 2018
この日のトリプル世界戦は、伊藤雅雪vsイフゲニー・シュプラコフ、井上拓真vsペッチ・CPフレッシュマート、拳四朗vsサウル・フアレスが行われましたので結果を紹介していきたいと思います。
選手たちを紹介した記事はコチラです。

WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ 王者 伊藤雅雪 vs イフゲニー・シュプラコフの試合結果と感想
37年ぶりにアメリカで王座を奪取した伊藤雅雪の初防衛戦の相手は無敗の強豪であるイフゲニー・シュプラコフです。
イフゲニー・シュプラコフは小柄でありながら大きいフックを振り回すスタイル、そして接近して組みついてくる動きが目立ちました。
イフゲニー・シュプラコフはかなりやりにくいスタイルのようでしたが伊藤雅雪は確実に左右ストレートの連打を当てていきダメージを与えていきます。
7ラウンドには伊藤雅雪が連打を集めて追い詰め、イフゲニー・シュプラコフ陣営からタオルが投入されてTKO勝利を飾って初防衛成功となりました。
伊藤雅雪は気持ちの強いボクシングを見せてくれるので2019年も強い相手との試合を見せてくれることを期待していきたいです。
WBC世界バンタム級暫定王者決定戦 井上拓真 vs ペッチ・CPフレッシュマートの試合結果と感想
“怪物”井上尚弥の弟である井上拓真が暫定王座ではありますが、世界タイトルに挑戦です。
相手は48戦48勝という凄まじい戦績を誇るペッチ・CPフレッシュマートです。
序盤から両者得意の距離であるミドルレンジで打ち合います。
身長で上回るペッチ・CPフレッシュマートの前に出てくるプレッシャーに手こずる場面もありましたが、井上拓真は確実にパンチを当ててポイントを重ねて優位に立ちます。
結局12ラウンド両者ダウンのないまま戦いきって3-0の大差で井上拓真の勝利となり、暫定チャンピオンということになりました。
井上尚弥とはまだ実力差を感じますが今後は正規王者に向けて邁進していってもらいたいと思います。
WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ 王者 拳四朗 vs サウル・フアレスの試合結果と感想
残念ながら生中継はなくダイジェストでの放送となりましたが、井上拓真の試合が12ラウンドまでいってしまったので可哀そうになるぐらい短いダイジェストとなっていました。
放送ではよくわかりませんでしたが終始圧倒し3-0の判定で拳四朗が勝利して5度目の防衛に成功しました。
現在、井上尚弥に次ぐ実力を持った拳四朗の扱いが良くなっていくことを期待していきたいと思います。
この日は3試合すべて日本人選手が勝利するという最高の結果となって非常に満足していますが、もっと放送時間に余裕を持ってほしかったと思いました…
12月31日にマカオで行われたトリプル世界戦の記事はコチラです。

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