テレキャスターを使用しているおすすめギタリストとそのアルバムを紹介!

さて、今回はフェンダー テレキャスター(Fender Telecaster)を使用しているおすすめのギタリストを紹介した記事になります!

この記事はテレキャスターを使用しているおすすめのギタリストと、そのおすすめのアルバムを紹介した内容となっています。

定番のエレキギター フェンダー テレキャスター(Fender Telecaster)を使用してるおすすめのギタリストを紹介

フェンダー テレキャスターは1949年に発売されました。

初のソリッドボディのエレキギターで発売からほとんど変わらない形で50年以上高い人気を誇っている定番のエレキギターです。

非常に頑丈で扱いやすく、チューニングも狂いにくくてバランスのとれたサウンドが魅力です。

自分もテレキャスター(ノーキャスター)を所有してるのですが、非常に気に入っています。

自分の所有するフェンダーカスタムショップ製のテレキャスター(ノーキャスター)を紹介した記事も是非ともご覧ください。

ではテレキャスターを使用している素晴らしいギタリストを紹介していきたいと思います!

キース・リチャーズ(ローリング・ストーンズ)

テレキャスターのギタリストといえばまず思い浮かぶのがローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)のキース・リチャーズ(Keith Richards)です。

キース・リチャーズのテレキャスターはGのオープンチューニングで6弦を外したものとなっています。

6弦は押さえにくいことと、ノイズが気になるために取り外されているようです。

この仕様のテレキャスターでブラウン・シュガーやスタート・ミー・アップ、ジャンピン・ジャック・フラッシュなどのリフが演奏されています。

キース・リチャーズは他にもテレキャスターカスタムやギブソン レスポールJr、ES-355を使用しており、ライブでは曲によってギターを持ち換えています。

テレキャスターだけでローリング・ストーンズの楽曲を語ることはできませんが、ひとつの象徴的なものであることは確かです。

アンプはフェンダーのツイードツインを使用しているようです。

バタースコッチカラーのテレキャスターである通称「ミカウバー」を手に入れた頃のアルバムである「メインストリートのならず者」は素晴らしい名盤なのでおすすめです。

ローリング・ストーンズのアルバムを紹介した記事はコチラです。

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ロイ・ブキャナン(Roy Buchanan)

テレキャスターの名手といえばロイ・ブキャナン(Roy Buchanan)です。

知名度はそれほど高くありませんが、ロイ・ブキャナンは多くのギタリストに影響を与えました。

ザ・バンドのロビー・ロバートソンはロイ・ブキャナンにギターの手ほどきを受けたそうで、その影響はロビー・ロバートソンの演奏に表れています。

•ザ・バンドを紹介した記事はコチラです。

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ブライアン・ジョーンズ脱退時にはローリング・ストーンズへの加入の話があったそうです。

かなりミスマッチな感じがしますが、本人もそれを感じたのかその話は断っています。

ジェフ・ベックはアルバム「ブロウ・バイ・ブロウ」で哀しみの恋人達という曲をロイ・ブキャナンに捧げています。

ブルース、カントリー、ジャズといったジャンルを見事に聴かせてくれるのもロイ・ブキャナンの魅力です。

ピッキングハーモニクスやボリュームをコントロールした奏法でテレキャスターという楽器の可能性を広げました。

なによりテレキャスターの音色が強烈で、テレキャスターという楽器の最高の音色を聴くことができます。

テレキャスターというギターに興味があるのならロイ・ブキャナンの演奏は一度聴いてみるべきなのではないでしょうか。

ロイ・ブキャナンは1988年、48才の時に酔って留置場に入れられ、そこで自ら命を絶ってしまいました。

ファーストアルバムでは代表曲であるメシアが再びを聴くことができます。

ジョー・ストラマー(ザ・クラッシュ、メスカレロス)

ロンドンパンクを代表するバンド、ザ・クラッシュ(The Clash)のボーカルギターのジョー・ストラマー(Joe Strummer)もテレキャスターを使い続けました。

ボーカルが持つエレキギターはテレキャスターという流れはジョー・ストラマーの影響が強いと言われています。

ジョー・ストラマーはエレキギターの技量は確かなものがあったそうですが、演奏はかき鳴らすリズムギターに徹していました。

ザ・クラッシュではミック・ジョーンズのレスポールのリードギターと相性抜群の素晴らしい演奏を聴かせてくれました。

ザ・クラッシュのストラマー・ジョーンズというコンビはビートルズのレノン・マッカートニー、ローリング・ストーンズのジャガー・リチャーズに全くひけをとらないものであると自分は思っています。

このアルバムはザ・クラッシュの演奏を堪能できるライブ盤で大変おすすめです。

ザ・クラッシュのアルバムを紹介した記事も是非ご覧ください。

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ザ・クラッシュを解散後、90年代半ばにはジョーストラマー&ザ・メスカレロス(Joe Strummer & The Mescaleros)を結成して上質なロックを聴かせてくれましたが、2002年に心臓疾患により50才で急死してしまいました。

ジョー・ストラマー&ザ・メスカレロスのアルバムを紹介した記事はコチラです。

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ミック・グリーン、ウィルコ・ジョンソン、アベフトシ

テレキャスターでのカッティングがかっこいい3人のギタリストを紹介します。

ミック・グリーン(ザ・パイレーツ)

ザ・パイレーツ(The Pirates)のギタリストであるミック・グリーン(Mick Green)はテレキャスターカスタムを使用しています。

リズムギターとリードギターを一人でこなし、これぞロックンロールという演奏を聴かせてくれます。

特徴的なのがカッティングで、このカッティングは他のギタリストではなかなか聴くことができないものです。

ミック・グリーンは2010年に亡くなっています。

テレキャスターでの最高のロックンロールが聴きたいのであればザ・パイレーツを聴けば間違いないでしょう。

ザ・パイレーツを紹介した記事はコチラです。

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ウィルコ・ジョンソン(ドクター・フィールグッド)

ドクター・フィールグッド(Dr.Feelgood)のギタリストであるウィルコ・ジョンソン(Wilko Johnson)もカッティングの名手です。

ミック・グリーンの影響を強く受けたギタープレイですが、ウィルコ・ジョンソンはピックを使用していません。そのために独特な音色となっています。

素手での激しいカッティングのために出血してしまうことがあり、その血を隠すために赤いピックガードにしているという逸話があります。

生み出されるリズムは最高のもので、ザ・パイレーツに劣らないロックンロールを聴くことができます。

ザ・パイレーツよりもややブルースを感じるところも特徴です。

ステージでのアクションも独特でかなり見応えがあります。

ファーストアルバムの「ダウン・バイ・ザ・ジェティー」はウィルコ・ジョンソンのギターを充分に味わうことのできる名盤です。

ドクター・フィールグッドのアルバムを紹介した記事もご覧ください。

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余談ではありますが、2011年にウィルコ・ジョンソンのライブを渋谷クアトロに観に行った時に偶然会場の前でウィルコ・ジョンソンに遭遇し、あのカッティングをしている右手で握手してもらったことは嬉しい思い出です。

アベフトシ(ミッシェル・ガン・エレファント)

ミッシェル・ガン・エレファントのギタリストであるアベフトシはミック・グリーン、ウィルコ・ジョンソンの系譜を受け継いでいます。

強烈なカッティングはミック・グリーン直系といった感じで他では聴くことのできない素晴らしいものです。

使用ギターは東京原宿にある松下工房製オーダーメイドのテレキャスターカスタムタイプです。

テレキャスターカスタムはミック・グリーン、赤いピックガードとカールコードはウィルコ・ジョンソンと使用機材も2人の系譜を受け継いでいます。

ミッシェル・ガン・エレファントは海外のバンドに負けないロックバンドであったと思いますし、アベフトシは日本が誇るギターヒーローです。

残念な事に2009年に事故で亡くなってしまいました。

アルバム「ギア・ブルーズ」のサタニック・ブン・ブン・ヘッドでは素晴らしいカッティングギターを聴くことができます。

ここまでテレキャスターを使用しているおすすめギタリストを紹介しましたが、どのギタリストの音楽も素晴らしいので是非とも聴いてみてほしいと思います!

・フェンダー ストラトキャスターのギタリストを紹介した記事はコチラです。

・ジャズマスターのギタリストを紹介した記事はコチラです。

・ギブソン レスポールのギタリストを紹介した記事はコチラです。

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