ギブソン SGの弦交換、チューニング、弦高調整を紹介! 【エレキギター】

さて、今回はエレキギターのギブソン SG(Gibson SG)の弦交換、チューニング、弦高調整を紹介します!

この記事はギブソン SGの弦交換、チューニング、弦高調整の手順とその際に役立つツールを紹介した内容となっています。

ギブソン SGの弦交換の手順と便利なツールを紹介

ギブソン SG(Gibson SG)は1961年に発売されました。

ダブルカッタウェイ使用のレスポールジュニアをもとに制作され、発売当初はレスポールのフルモデルチェンジ版という扱いでした。

ボディが薄くて軽く、ハイポジションのフレットが押さえやすく作られています。

レスポールより低価格で、レスポールの良くなかった面を改善したギターといえます。

今回弦交換したのは友人が所有する1999年製SGスペシャルです。

製造年はヘッド裏の8桁シリアルナンバーの1桁目と5桁目で判断することができます。

SGスペシャルはレスポールスペシャルのようなもので、スタンダードに比べて安価となっています。

スタンダードとスペシャルを見分ける方法は、指板インレイがスタンダードが台形型、スペシャルがドットとなっていて、ヘッドにクラウンインレイがあるのがスタンダード、スペシャルは無しとなっています。

では弦交換の手順を紹介していきます!

弦の取り外し

まずは古い弦を取り外します。

ペグを緩めて弦がゆるゆるになったらニッパーで切っていきます。

自分はストリングワインダーにニッパーが付いたものを使用しています。

取り外した弦は燃やせないごみで廃棄します。

弦を取り外したら弦を張っている時に拭けない部分をクロスで綺麗にしていきます。

クロスを水で濡らして絞って拭くとかなり綺麗になります。

ギターポリッシュを使用するとさらに綺麗になる上に肌触りもさらさらになります。

SGはテイルピースとブリッジを簡単に取り外すことができるので外して手入れしましょう。

ブリッジは外す前に向きを覚えておきましょう。どちらの向きでも取り付けることができるので、向きが変わってしまうとオクターブチューニングが狂ってしまいます。

ネックのローズ指板はオレンジオイルや指板コンディショナーで手入れするのがおすすめです。

弦の張り方

今回張っていく弦はアーニーボール(ERNIE BALL)のスキニートップヘビーボトムです。

1弦が10、6弦が52の太めの弦です。

弦交換する際に便利なネックスタンドという商品もあります。

まずテイルピースに弦を通します。この時にくれぐれも弦を間違えないようにしましょう。

いっぺんにすべての弦を通すと邪魔くさいので、1本ずつ通して張っていくのがいいと思います。

張っていく順番はブリッジ側の6弦、1弦から張るのがいいと思います。

ペグに弦を通したら巻き取っていくわけですが、巻きしろの目安はペグの1個先です。

5、6弦は太いので気持ち短くするのが良いでしょう。

その部分で弦を折り曲げてペグまで戻します。

折った部分を1弦側に向けてから弦の下を通し、弦の下から巻き付けるようにします。

このような状態になります。

弦をブリッジの方向に引っ張ってテンションをかけながら巻き取っていきます。

ペグを回す方向はペグを真上から見て反時計回りです。

弦が張れたら軽く引っ張ってストレッチします。

こうすることでチューニングが安定しやすくなりますが、あまりやりすぎるのも良くないのでほどほどにしておきましょう。

最後に余っている弦をカットします。

弦高調整、チューニングの手順

弦をすべて張り終えたら弦高調整を行います。

12フレットの頂点から弦の下の部分の間隔を計測します。

弦高の計測はこちらのルーラーが非常に便利です。

1弦で1.2~1.5mm、6弦で2~2.3mmが一般的な弦高です。

ブリッジの両脇の丸いネジを回して調整します。時計回りで低く、反時計回りで高くなります。

固くて回らない場合は弦を緩めます。

次にチューニングですが、特別注意することはなくチューニングメーターを使用して音を合わせていきます。

・BOSSのTU-03を詳しく紹介した記事はコチラです。

6弦から1弦までチューニングすると音が下がっているはずなので再度チューニングします。

それから少し弾いてチューニング、それを何度か繰り返すと音が安定してくるはずです。

以上で弦交換は終了です。

この記事がSGを購入したばかりの方の参考になれば幸いです!

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