さて、今回はバッファロー・スプリングフィールドやCSN&Yの名盤アルバム、名曲を紹介した記事になります!
ニール・ヤングのこれまで紹介したものとは違う形の活動を中心に紹介していきたいと思います。
ニール・ヤングの多彩な活動 その名盤アルバム、名曲を紹介
ニール・ヤングの多彩なバンド活動でのアルバムを紹介していきたいと思います。
「バッファロー・スプリングフィールド・アゲイン」(Buffalo Springfield Again) 1967年
ニール・ヤングとしてソロ活動を始める前に所属していたバッファロー・スプリングフィールドの名盤です。
ニール・ヤングの他にCSNとして活動するスティーブン・スティルス、ポコとして活動するリッチー・フューレイなどがおり、それぞれが主導して作られた曲が並んでいます。
ニール・ヤングが作った「ミスター・ソウル」(Mr.Soul)、「エクスペクティング・トゥ・フライ」(Expecting to Fly)、「折れた矢」(Broken Arrow)。
スティーブン・スティルスが作った「ブルーバード」(Bluebird)、「ハング・アップサイド・ダウン」(Hung Upside Down)、「ロックン・ロール・ウーマン」(Rock & Roll Woman)。
リッチー・フューレイが作った「ア・チャイルズ・クレイム・トゥ・フェイム」(A Child’s Claim to Flame)など名曲が多数収録されています。
才能のあるミュージシャンが揃っていたために対立することも多かったようで、それに加えてトラブルも多く、活動は2年ほどで終了してしまいました。
「デジャ・ヴ」(Deja Vu) 1970年
スティーブン・スティルスがデヴィット・クロスビー、グラハム・ナッシュと共に結成したCSNにニール・ヤングが加わったCNS&Y(クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング)のアルバムです。
「キャリー・オン」(Carry On)、「ティーチ・ユア・チルドレン」(Teach Your Children)、「ヘルプレス」(Helpless)、ジョニ・ミッチェルが作った「ウッドストック」(Woodstock)など名曲が詰まった名盤です。バッファロー・スプリングフィールドと同じように才能がぶつかり合っています。
「デジャ・ヴ・ライヴ」(Deja Vu Live) 2008年
2006年に行われたCSN&Yの再結成ツアーのドキュメンタリー映画のサウンドトラックです。
ニール・ヤングのアルバム、「リヴィング・ウィズ・ウォー」に収録されている曲が多数演奏されており、当時のアメリカ政権とイラク、アフガニスタン戦争を批判するスタンスを持ったアルバムです。
その他にもCSN&Yの曲や、バッファロー・スプリングフィールドの「フォー・ホワット・イッツ・ワース」(For What It’s Worth)などが演奏されています。
演奏も熱く、自分は非常に好きなライブアルバムでおすすめです。
「ザ・モンサント・イヤーズ」(The Monsant Years) 2015年
ウィリー・ネルソンの息子たち(ルーカスとマイカ)が在籍するプロミス・オブ・ザ・リアルとのアルバムです。
アメリカの巨大企業であるモンサント社を批判した内容で年を重ねても変わらないニール・ヤングの姿勢を感じる事が出来ます。
プロミス・オブ・ザ・リアルとの演奏もいい感じで良いアルバムに仕上がっています。
「アース」(Earth) 2016年
このアルバムはプロミス・オブ・ザ・リアルとのライヴを収録したものとなっております。基本的に「ザ・モンサント・イヤーズ」の曲が多いですが、「ウェスタン・ヒーロー」(Western Hero)や「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ」(After The Gold Rush)、「ヒューマン・ハイウェイ」(Human Highway)などが演奏されています。
なかなか聴きごたえのあるライヴ・アルバムだと思います。蛙や鶏などの鳴き声がオーヴァーダビングされていて、独特の雰囲気となっています。
「ザ・ヴィジター」(The Visitor) 2017年
こちらもプロミス・オブ・ザ・リアルとのアルバムです。ニール・ヤングの一貫した姿勢は衰える事はありません。
「チルドレン・オブ・ディスティニー」(Children Of Destiny)などストレートで勇ましい内容で良い曲だと思います。その他も聴きごたえのある曲が多く収録されています。
・アーカイブ・シリーズを紹介した記事はコチラです。
•ニール・ヤングの単独名義のアルバムや、クレイジー・ホースとのアルバムを紹介した記事はコチラです。
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