さて、今回は2018年2月7日に発売されたBRAHMAN(ブラフマン)の「梵唄-bonbai-」についての記事になります!
BRAHMAN 5年ぶりのアルバム
BRAHMANはTOSHI-LOW(ボ-カル)、KOHKI(ギター)、MAKOTO(ベース)、RONZI(ドラムス)からなる4人組の日本のロックバンドです。そのBRAHMANの5年ぶりのアルバムが発売されました。
自分がBRAHMANのオリジナルアルバムを購入するのは実に約15年ぶりとなります。
「A MAN OF THE WORLD」(1998年)、「A FORLORN HOPE」(2001年)を購入しかなり聴き込んでいましたが、その後ボブ・ディランなどの洋楽を聴き始めてからはあまりBRAHMANを聴いていませんでした。
しかしながら時々CSなどでライヴ映像などは観ていましたし、2011年の東日本大震災の被災地支援を精力的に行う姿には感銘を受けました。
20周年記念の「尽未来祭」のライヴ映像をCSで観て久しぶりにBRAHMANを聴いてみようと思い、ベスト盤の「尽未来際」を購入して聴いてみたところやはり格好いいなと感じてかなり聴き込みました。1枚目は懐かしく、2枚目は新鮮で非常に素晴らしいベスト盤でした。
そして今回のアルバム、「梵唄-bonbai-」です。
初回限定盤には2015年8月12日に新宿ANTIKNOCKで行われたライヴ、「尽未来際~開闢~」を収録したDVDが付属しています。荒々しいこのライヴを生々しく捉えた映像は興奮しました。
そして早期購入特典は、「MC DIGEST 2014-2017」ということで2014年から2017年までのライヴの中から14箇所でのMCが収録されたCDが付属しています。
面白い話から感動する話まで1時間にも及ぶMCは聴きごたえ十分でした。
ちなみにこの早期購入特典はもう入手は難しいかもしれません。
梵唄-bonbai- 収録曲
1.真善美
2.雷同
3.EVERMORE FOREVER MORE
4.AFTER-SENSATION
5.其限
6.今夜
7.守破離
8.怒涛の彼方
9.不倶戴天
10.ナミノウタゲ
11.天馬空を行く
12.満月の夕
こちらはAFTER-SENSATIONのMVです。
今夜にはコーラスとして細美武士(The HIATUS、MONOEYES)、守破離ではボーカルとしてKO(SLANG)、怒涛の彼方には、トランペットにNARGO、トロンボーンに北原雅彦、テナーサックスにGAMO、バリトンサックスに谷中敦と東京スカパラダイスオーケストラのホーンセクション、ナミノウタゲにはコーラスにハナレグミ、満月の夕には三線、コーラス、囃子に中川敬(SOUL FLOWER UNION)、ギター、コーラス、囃子に山口洋(HEATWAVE)、コーラス、囃子にうつみようこと多数の豪華なゲストミュージシャンが参加しています。
前作の「超克」に収録されているような色の楽曲がありつつも、以前のBRAHMANらしい英語歌詞の曲があり、そして今夜やナミノウタゲ(今夜は映画「あゝ荒野」、ナミノウタゲは映画「生きる街」の主題歌となっています)という「いい歌」も収録されたこのアルバムは今のBRAHMANの大きさや地力を感じました。
東京スカパラダイスオーケストラのホーンを取り入れた怒涛の彼方はちょっとミスマッチなのではと思いましたが、聴いてみると面白味があり、これはこれでいいなと感じました。
そして満月の夕。SOUL FLOWER UNIONとHEATWAVEの阪神、淡路大震災にまつわるこの曲をこの2つのバンドのメンバーと共にいまBRAHMANが歌い継ぐことに意味を感じます。
大きな感動を味わわせてくれたこのアルバムはおすすめです。
2018年2月9日には初の単独日本武道館公演、「八面玲瓏」を成功させたBRAHMANの今後の活躍にも注目していきたいと思います!
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