さて、今回は2020年8月29日に行われた、新日本プロレス 神宮球場大会についての記事になります!
この記事は、神宮球場大会の試合結果や感想といった内容となっています。
21年ぶりの新日本プロレス 神宮球場大会は新型コロナウイルス対策
1999年8月28日に行われて以来、21年ぶりの開催となった神宮球場大会。
1999年の時のメインイベントはグレート・ムタ vs グレート・ニタでした。懐かしくもありますが、もう21年も経っているのかという思いのほうが強いです。
1999年は電流爆破マッチということで神宮球場で行われたのだろうと思いますが、今回は新型コロナウイルス対策といった意味合いが強いと思われます。
こうして神宮球場で大会を開催できる新日本プロレスに大きな資金力を感じます。
今回はこうした側面があって開催された神宮球場大会ですが、神宮球場は都心にある野外球場で独特な空気感があるので毎年夏の定番ということで開催してほしいものです。
観客数は4710人ということで、21年前の神宮大会の観客数47000人の10分の1ということでした。
またいずれ満員の神宮球場大会が行われることを期待したいものです。
神宮球場大会では全6試合が行われました。
第1試合は凱旋帰国してこれから勢いをつけていきたいマスター・ワトとベテランの金丸義信とのシングルマッチです。
ワスター・ワトは多彩な技で金丸を攻めていきましたが、最後は回転エビ固めで丸め込まれて3カウントを奪われてしまいました。
金丸はプロレス界でもトップクラスのテクニックを持っていると思うので、ワスター・ワトはこれからこのテクニックを吸収していってほしいものです。
第2試合はオカダ・カズチカが提唱したタイトルのKOPW2020をかけたタイトルマッチです。
4WAYマッチということで、オカダ・カズチカ、SANADA、矢野通、エル・デスペラードの4名で行われました。
結果は意外にも矢野通がオカダ・カズチカを丸め込んで3カウントを奪ってタイトルを戴冠しました。
4WAYや3WAYマッチは自分は好きではないのであまり興味のもてるタイトルではありませんが、誰がどのようにして盛り上げていくかは注目していこうと思います。
第3試合はNEVER無差別級タイトルマッチ、鷹木信悟 vs 鈴木みのるです。
予想通りに真っ向勝負となり、最後は鈴木みのるがゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪ってタイトル奪取となりました。
相変わらず50才を過ぎていてこのコンディションを維持している鈴木みのるはすごいです。
第4試合はIWGPジュニアヘビー級選手権試合、高橋ヒロム vs 石森太二です。
この試合では石森の多彩な技が光っていました。結果は変形のYes Lockでギブアップを奪って石森がIWGPジュニアタイトルを奪取しています。
石森は技に磨きをかけて進化しているように感じました。かなりベテランとなってきましたが、未だにこういった姿勢であるのは素晴らしいことだと思います。
第5試合はIWGPタッグ選手権試合、タイチ、ザック・セイバーjr. vs 棚橋弘至、飯伏幸太です。
7月12日の大阪城ホール大会でタイトルを奪取したタイチ組の初防衛戦は奪取した時と同一カードとなりました。
IWGPタッグは同じカードばかりなのはどうにかならないものなのでしょうか。
内容も前回と似たようなもので、結果は合体技のザックメフィストで棚橋が3カウントを奪われる結果となりました。
前回の対戦の時も感じたのですが、棚橋、飯伏とタイチ、ザック・セイバーjr.には大きな差があると思います。もちろんタイチ組のほうが大きくまさっています。
飯伏は棚橋に対して不満を感じている部分があるようなので、このタッグが今後どのようになっていくか注目です。
メインイベントはIWGPヘビー、IWGPインターコンチネンタルダブル選手権試合、EVIL vs 内藤哲也です。
7月12日に王座を奪われた内藤が再び挑戦です。
前回の対戦ではディック東郷の介入にやられた格好でしたが、今回はロスインゴのメンバーが助けにきました。
結果は内藤がデスティーノで3カウントを奪ってタイトル奪取に成功しています。
EVILは今後はもっと新しい技を投入するなりしなければファンの支持を受けることは難しい気がします。介入と金的攻撃だけでは質が悪いと言わざるを得ません。
次は9月19日から開幕するG1クライマックス30です。
今回の神宮球場大会はテレ朝チャンネル2で生中継を視聴しましたが、G1クライマックス30の開幕戦である9月19日の大阪大会、9月20日の大阪大会、9月27日の神戸大会も生中継される予定です。
・テレ朝チャンネル2についての記事はコチラです。
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