【新日本プロレス】 2021年1.4東京ドーム大会の内容、試合結果とその感想 【レッスルキングダム15】

さて、今回は2021年1月4日に行われた、新日本プロレス レッスルキングダム15 東京ドーム大会についての記事になります!

この記事は、1月4日東京ドーム大会での注目カードの結果や感想といった内容となっています。

新型コロナ拡大の厳しい状況の中行われた、新日本プロレス イッテンヨン

毎年恒例の新日本プロレスのイッテンヨン、1月4日東京ドーム大会。

昨年に引き続き、4日、5日連日の東京ドーム大会開催となりました。

今年は新型コロナウイルス拡大がおさまらない厳しい状況の中での開催となり、観客数は12689人ということでいつもの3分の1といったところでした。

そんな中でもできる限りの質の高い興行となっていたのはさすがでした。

第1試合前には木梨憲武と長州力の開会宣言がありましたが、孫と一緒に入場した長州力は非常に穏やかな表情をしていて随分変わったなという印象がありました。

注目の試合の結果と感想

まず、第1試合のエル・ファンタズモvs高橋ヒロムです。

スーパーJカップ2020優勝のエル・ファンタズモと、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア27優勝の高橋ヒロムのシングルマッチで、勝者は5日に石森太二のIWGPジュニアヘビータイトルに挑戦することになります。

エル・ファンタズモは非常にクオリティの高い選手で、ロープを使った多彩な攻めを見せましたが、最後は高橋ヒロムがウラカンラナで丸め込んで3カウントを奪いました。内容はエル・ファンタズモがペースを握って見せ場を多くつくった試合でした。

第2試合はワールドタッグリーグ2020を優勝したタンガ・ロア、タマ・トンガ組がザック・セイバーJr.、タイチのIWGPタッグに挑戦です。

タンガ・ロア、タマ・トンガ組の試合はつまらなくてIWGPタッグの価値を下げていると思いますが、ザック・セイバーJr.、タイチ組がすごくいいので、試合内容も良かったと思います。

結果は邪道の介入からアイアンフィンガーフロムヘルの攻撃を受けたタイチがタンガ・ロアのエイプシットで3カウントを奪われる結果となりました。

試合内容が良かっただけに、つまらないフィニッシュとなってしまったのは残念です。

今後はオカダ・カズチカや内藤哲也などの選手もタッグ戦線に参加してタッグを盛り上げて価値を高めてほしいと思っています。

第3試合はIWGP USヘビー級王座権利証争奪戦、KENTAvs小島聡です。

なかなか新鮮な組み合わせで、10年前に見たかったカードです。

10年前であれば壮絶な真っ向勝負となったでしょうが、KENTAは細かいインサイドワークで揺さぶりをかけていく戦法をとっていきます。小島も見せ場を作りましたが、最後はKENTAがgo2sleepで3カウントを奪っています。

次はジョン・モクスリーとのタイトル戦に期待したいところです。

第4試合は棚橋弘至vsグレート・O・カーンで、カーンは持ち味を充分に出すことはできましたが、最後は棚橋がハイフライフローで3カウントを奪って勝利し、健在ぶりをアピールしました。

第5試合はオカダ・カズチカvsウィル・オスプレイです。

オカダは新しいコスチュームとなっていました。前までのタイツは小さすぎると思っていたので、今回はいい感じです。

さすがのハイレベルな攻防で、期待通りの名勝負でした。最後は封印していたレインメーカーを解禁してオカダがオスプレイに勝利しています。

ここで敗れてしまったオスプレイは勢いがなくなってしまうので、今後どういった動きを見せるのか注目です。

メインイベントはIWGP2冠戦、内藤哲也vs飯伏幸太です。

同い年のライバルである両者のシングルマッチはいつも名勝負なので期待が高まります。

一進一退の攻防となり、最後はカミゴェで飯伏が3カウントを奪って悲願のIWGPヘビーを手にしました。

1月5日は、飯伏幸太vsジェイ・ホワイトということになりました。今回はジェイ・ホワイトにしっかりと勝って飯伏の時代を築いていってほしいと思います。

・1月5日の記事はコチラです。

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