さて、今回は2020年1月6日に行われた、新日本プロレス NEW YEAR DASH!!大田区総合体育館大会の感想についての記事になります!
この記事は、1月6日大田区総合体育館大会の注目カードの内容や結果、その感想といった内容となっています。
東京ドーム2連戦の結果をうけ、今後の方向性を示すNEW YEAR DASH!! 大田区総合体育館大会
新日本プロレスでは史上初となった1月4、5日の東京ドーム2連戦は1日目が4万人、2日目が3万人、計7万人の観客を集めて成功といえる結果を残しました。
様々なタイトル戦が行われてその次は誰が挑戦するのかというところが気になりますが、最大の注目は5日の勝利後のパフォーマンスを台無しにされた内藤哲也とそれを台無しにした張本人のKENTAがどうやり合うかというところです。
あと、新日本プロレスは1月に契約更改が行われるので、この大会での選手の動きが今後の去就を示唆することになることもあります。
NEW YEAR DASH!!は例年通りカードは当日発表となっています。
チケットの売れ行きは好調のようで観客は4078人満員札止めとなっていました。
それではこの大会での注目すべき点にふれていきたいと思います。
獣神サンダーライガー 引退セレモニー
新日本プロレス本隊、CHAOS、フロント陣、そして奥様と息子さんから花束が贈呈されました。
そしてかつてライガーが付き人を務めたアントニオ猪木からのビデオメッセージがありました。
他団体の選手による花束贈呈という場面は設けられませんでした。
選手たちの胴上げ、観客による怒りの獣神の合唱があって獣神サンダーライガーは会場をあとにしました。
棚橋弘至と飯伏幸太がIWGPタッグ挑戦をアピール
4日にIWGPタッグタイトルを奪取したジュース・ロビンソン、デビット・フィンレーと棚橋、飯伏は組んでバレットクラブの面々と8人タッグマッチでした。
飯伏がチェーズ・オーエンズからカミゴェで3カウントを奪って勝ち名乗りを受ける中、棚橋が飯伏と自分でこのベルトに挑戦させろとアピールしました。
棚橋と飯伏がIWGPタッグ戦線に加わるというのは新しい展開で大歓迎です。
鷹木信悟がNEVER挑戦をアピール
鷹木信悟と後藤洋央紀はタッグで激突し、激しくやり合います。
激しい攻防の末、最後は鷹木がラストオブドラゴンで後藤から3カウントを奪って後藤のNEVERタイトル挑戦にアピールしています。
タイチがオカダ・カズチカにシングルマッチを要求 ジョン・モクスリーが鈴木みのるに反撃
鈴木軍とCHAOSによる8人タッグマッチです。
ドーム2連戦のダメージはさすがに深いようで、オカダは首にテーピングをはっていました。
そのオカダをタイチはつけ狙い、最後はアイアンフィンガーでオカダを攻撃して反則負けにはなりましたが大きくアピールをしています。
タイチはオカダにシングルマッチを要求していますが、この組み合わせは今までなかったので期待です。
タイチとオカダのやり取りが終わっていないのに、今度はジョン・モクスリーが自身のテーマを流して登場し、鈴木みのるにデスライダーを見舞って5日のお返しをしています。
内藤哲也とKENTAが激突
メインイベントは5日にすべてを台無しにされた男、内藤とすべてを台無しにした男、KENTAがタッグマッチで激突です。
KENTAは大ブーイングの中入場、内藤は大内藤コールの中入場とベビーフェイスとヒールの構図がここまで出来上がった状態を久しぶりに見ました。
試合はSANADAがジェイ・ホワイトを丸め込んで3カウントを奪いましたが、試合後はKENTAの独壇場となりました。
バレットクラブに加入してから右肩上がりにKENTAが面白くなってきました。
怪我などもあってプロレスリングノアにいたころほどの激しいファイトは難しくなっていますが、魅せ方を変えてファンを楽しませています。
新日本プロレス 今後の展開
最大の注目はKENTAと内藤がタイトルマッチを行うまでにどれだけの舌戦をみせてくれるかです。
そしてどの場所で両者のタイトル戦が組まれるかに注目です。
2月の1、2日の札幌か9日の大阪城ホールになることが有力なので楽しみにしていきたいです!
•2月2日の北海きたえーる大会の記事はコチラです。
ワールドプロレスリングLIVEを放送しているテレ朝チャンネル2はスカパー!で視聴することができます。
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