さて、今回は2019年6月10日に行われた、小橋建太プロデュース Fortune Dream6 後楽園ホール大会の感想、試合結果についての記事になります!
自分はこの大会を日テレジータスの生中継で視聴しました。
6回目となる小橋建太プロデュース興行 フォーチュンドリーム
小橋建太のプロデュース興行であるフォーチュンドリームは今回で6回目となります。
・フォーチュンドリーム5の記事はコチラです。
毎回、小橋建太が注目する選手を集めて普段見られないカードを提供してくれます。
客入りとしては満員とはいかないまでも平日開催としてはまずまずといったところで盛り上がりが見られました。
試合前にはバイク事故で急逝した全日本プロレスの青木篤志選手を偲んで10カウントゴングが鳴らされました。この事故は本当に悲しく残念です。
この大会では全6試合が行われました(トークバトルを含む)。では、それぞれの試合にふれていきたいと思います。
岩崎永遠、北村彰基 vs 青木優也、マサ北宮
ZERO1の岩崎永遠、北村彰基が大日本プロレスの青木優也、プロレスリングノアのマサ北宮と対戦です。
岩崎、北村、青木は20代前半ということでフレッシュでイキのいいファイトを見せくれました。
この中では一番キャリアのあるマサ北宮でしたが、それほど貫禄のあるところを見せることはできませんでした。
最後は青木優也がタイガースープレックスで北村彰基から3カウントを奪っています。
高橋七永 vs 里村明衣子
現在、女子プロレス界トップの高橋七永(SEAdLINNNG)と里村明衣子(センダイガールズ)が激突です。
20分1本勝負なので結果は引き分けになることが予想できてしまいますが、その中で濃密な戦いを見せてくれました。
時間切れ引き分けとなった試合後も互いに健闘を称え合い、また次の展開が期待できるものとなりました。
稲村愛輝、潮崎豪 vs 樋口和貞、岡林裕二
プロレスリングノアの稲村愛輝、潮崎豪がDDTプロレスリングの樋口和貞、大日本プロレスの岡林裕二と対戦です。
ここで奮闘したのは稲村でキャリアで勝る樋口、岡林に果敢に向かっていきました。
結果は岡林のゴーレムスプラッシュで3カウントを奪われましたが、この日いちばん爪痕を残したのは稲村だったと思えるほどいいものを見せてくれました。
試合後に健闘を称える岡林に対して張り手を返していったところも最高でした。
スペシャルトークバトル 小橋建太 vs 前田日明
トークではありますが小橋建太vs前田日明という夢の対決です。
新日本プロレスと全日本プロレスの違いや子育ての話など、あっという間に20分が過ぎ去りました。
お互いの共通点が無いようでしたが、セコンドに付いていてスタン・ハンセンに攻撃されやすいという共通点が明らかになりました。
神谷英慶、関本大介 vs 大谷晋二郎、小島聡
大日本プロレスの神谷英慶、関本大介とZERO1の大谷晋二郎、新日本プロレスの小島聡が対戦です。
大谷晋二郎と小島聡は同じ浜口ジム出身で新日本プロレスに所属していました。その後大谷晋二郎は橋本真也と共にZERO-ONEへ、小島聡は武藤敬司と共に全日本プロレスへ移籍しました。
90年代の新日本プロレスを見てきた自分としては大谷、小島のタッグは胸が熱くなるものがあります。
大谷、小島共に持ち味を見せて最後は小島が神谷からラリアットで3カウントを奪っています。
火野裕士、ゼウス、瀧澤大志 vs ジェイク・リー、佐藤耕平、石川修司
ZERO1の火野裕士、全日本プロレスのゼウス、2AWの瀧澤大志が全日本プロレスのジェイク・リー、石川修司、ZERO1の佐藤耕平と対戦です。
この試合はチョップvs膝蹴りというテーマをもっています。
どの選手も持ち味を存分に見せてくれましたが、個人的に気になったのは瀧澤大志です。
結果は佐藤耕平のジャーマンスープレックスホールドで敗れてしまいましたが、高さのあるムーンサルトプレスを見せました。今後様々な団体で活躍を見せてほしいところです。
この大会の最後、小橋建太が退場する際には三沢光晴を偲んでスパルタンXが流されました。
フォーチュンドリームは今のところ年1回の開催となっていますが、プロレス界にとって重要な役割を果たしている大会だと思うのでもっと多くの開催を期待しています!
フォーチュンドリームを放送している日テレジータスはスカパー!で視聴することができます。
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