さて、今回はプロレスリングノアのレスラーである丸藤正道を紹介した記事になります!
この記事は、丸藤正道の得意技やベストバウトを紹介した内容となっています。
箱舟の天才 丸藤正道とは
丸藤正道(なおみち)は1979年埼玉県生まれです。
高校時代にはレスリング部に所属し、スーパータイガージムにも通っていたそうです。
高校在学中にUWFインターの流れを引き継いだキングダムの入団テストに合格していましたが、キングダムが消滅したために入団とはなりませんでした。
高校卒業後に全日本プロレスに入門し、2000年にプロレスリングノア旗揚げに参加後は若手でありながらオリジナリティに富んだ技を駆使して中心選手へとなっていきます。
永遠のライバルともいえるKENTAとのタッグはプロレスリングノアの目玉のひとつでもありました。
プロレスリングノアのタイトルであるGHCをすべて戴冠するだけではなく、新日本プロレスのIWGPジュニアヘビーや、全日本プロレスの世界ジュニアなど他団体のタイトルも獲得しています。
新日本プロレスのG1クライマックスや全日本プロレスのチャンピオンカーニバル(2018年優勝)といったリーグ戦にも参加して強い印象を残しました。
付き人を務めていた三沢光晴のプロレスを受け継ぎ、王道プロレスを体現することのできる素晴らしいプロレスラーです。
長年の激戦で怪我もあってコンディションは万全とはいえないでしょうが、高い技術を持った試合運びは見事なので試合を観たことのない方は是非いちど観てもらいたいと思います。
ちなみに自分は丸藤正道選手と同学年なので、デビューの頃から特別な思い入れを持って試合を観ています。
2018年の20周年記念大会の「飛翔」は会場に観戦に行きました。その時の記事も是非ご覧ください。
丸藤正道の得意技は
丸藤正道は非常に独創性のある技を生み出してきました。
自分の肩に相手の頭を担ぐように抱えてコーナーを駆け上がり宙返りをして相手の頭をマットに叩きつける不知火は丸藤正道の代名詞といえる技です。
雪崩式不知火、不知火・改などといったバリエーションもあります。不知火・改はスパニッシュフライという名称で他の選手も使用しています。
フィニッシュホールドは三沢光晴の得意技であるタイガードライバーをアレンジしたタイガーフロウジョンやドライバー系の技であるポールシフト、それに同じく三沢光晴のエメラルドフロウジョンを付け加えた形のポールシフト式エメラルドフロウジョンがあります。
近年はポールシフト式エメラルドフロウジョンがフィニッシュホールドとなっています。
完璧首固め(パーフェクトスモールパッケージホールド)や、三沢光晴のフェイスロックをアレンジしたパーフェクトフェイスロック、古典的な技であるキーロックをアレンジしたパーフェクトキーロックなどもフィニッシュに使用されることがあります。
打撃技としては二段式の飛び膝蹴りである虎王や、ムチのように強烈な逆水平チョップを得意としています。
トラースキックも得意技で、精度が高く様々なバリエーションを持っています。
以前はラ・ケブラーダやシューティングスタープレスなどの飛び技を使用していましたが、最近では長距離のスワンダイブ式ドロップキックのフロムコーナートゥコーナーを使用するに留まっています。
新日本プロレスのウィル・オスプレイは丸藤正道を尊敬しているようで、フロムコーナートゥコーナーや死角から飛び込んでくるトラースキックといった技を使用しています。
是非とも試合を観て丸藤正道の創造性あふれる技の数々を堪能してほしいと思います。
丸藤正道のベストバウトは
プロレス大賞の年間ベストバウトは3回獲得しています。
2006年にはKENTAとのGHCヘビー級タイトルマッチ、2008年には近藤修司との世界ジュニアタイトルマッチ、2016年にはオカダ・カズチカとのG1クライマックス公式戦が年間ベストバウトとなっています。
他にも2000年代半ばの三沢光晴、小橋建太、田上明、秋山準とのシングル戦、2010年のIWGPジュニアタイトル戦でのタイガーマスクや獣神サンダーライガー、金本浩二やプリンス・デヴィットとの対決、2010年代半ばの棚橋弘至や中邑真輔との対決など非常に見応えがありました。
ここ数年で印象に残っている試合は2018年全日本プロレスのチャンピオンカーニバル優勝決定戦の宮原健斗との一戦です。
この試合は丸藤正道の奥深さを知ることのできる試合でした。
創造性のある技の数々や終始ペースを握り続ける間の取り方などはこれぞ王道プロレスといったところで観ていてほれぼれするものがありました。
日テレジータスではプロレスリングノア、テレ朝チャンネル2では新日本プロレス、GAORAでは全日本プロレスが放送されていて、過去の試合も放送されていますので丸藤正道の試合を観ることができます。
日テレジータス、テレ朝チャンネル2、GAORAを紹介した記事はコチラです。
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