さて、今回は2020年7月12日に行われた、新日本プロレス DOMINION 大阪城ホール大会についての記事になります!
この記事は、7月12日の大阪城ホール大会で行われた注目の試合の結果や感想といった内容となっています。
新日本プロレス 3つのタイトル戦が行われた大阪城ホール大会
7月11日の大阪城ホール大会で有観客を再開させた新日本プロレス。
・7月11日の大会の記事はコチラです。
11日はニュージャパンカップ2020の決勝でしたが、12日は3つのタイトルマッチが行われるビックマッチという位置付けの大会です。
客入り、会場の雰囲気は11日と同様で、歓声が上げられない代わりに拍手での応援となっていました。
観客数は新日本プロレスのホームページによると3898人ということです。
この日は全7試合行われましたが、その中の3つのタイトルマッチにふれていきたいと思います。
NEVER無差別級タイトルは鷹木信悟がSHOを破って2度目の防衛
ニュージャパンカップのトーナメント戦で追いかけ続けてきた鷹木信悟に勝利したSHOがNEVER無差別級タイトルに挑戦です。
序盤から予想通りの真っ向勝負となりましたが、要所での詰めは鷹木のほうが勝っていて、ペースを握ります。
それでもSHOは意地を見せて一進一退の攻防を見せていきますが、最後は鷹木式GTRからラストオブザドラゴンで鷹木が3カウントを奪って2度目の防衛に成功しました。
敗れはしましたが、SHOは素晴らしい内容を見せてくれました。
タッグ屋としてのイメージの強いSHOですが、今後また違った展開を見せてほしいと思います。
鷹木は退場時にエル・デスペラードに襲撃され、次期挑戦者はエル・デスペラードで決まりのようです。
エル・デスペラードもニュージャパンカップのトーナメント戦で石井智宏と好勝負を見せていたので楽しみな一戦となりそうです。
IWGPタッグタイトルはタイチ、ザック・セイバーjr.が奪取
以前からタイチとザック・セイバーjr.は棚橋弘至、飯伏幸太のIWGPをつけ狙っていて、ニュージャパンカップのトーナメントでもタイチは棚橋、飯伏を破って強くアピールしています。
タッグのタイトルマッチらしいいい試合でした。4人の持ち味が良く出ていましたが、特にタイチ、ザック・セイバーjr.が素晴らしかったです。
最後は天翔十字鳳とザックドライバーの合体技である天翔ザックドライバーでザック・セイバーjrが棚橋から3カウントを奪ってタイトルを奪取しました。
実力的にも明らかにタイチとザック・セイバーjrのほうが上のように思えました。
久しぶりにIWGPタッグでいい試合を観た気がします。
今後はあまり役割分担をせずに、オカダや内藤もタッグ戦線に参加して大いにタッグを盛り上げてほしいと思います。
IWGPダブルタイトルマッチはEVILが勝利
ニュージャパンカップ2020を優勝してバレットクラブ入りしたEVILは入場曲、髪型、コスチュームを一新して登場しました。目のクマも無くなっていました。
EVILがバレットクラブに寝返ってショックを受けているミラノコレクションATの持っている鎌のグッズを奪ってへし折り、怒って向かっていったミラノコレクションATを鉄柵に振るという一幕があり、かなり面白い場面でした。
11日の決勝戦と同じく、この試合も非常にペースの遅いものとなっていました。どうやらEVILのペースが遅いようです。
終盤にBUSHIのマスクを被った何者かがタッチロープで内藤の首を絞め、そこから急所攻撃、EVILで3カウントを奪ってEVILが新チャンピオンとなりました。
BUSHIのマスクを被った男はディック東郷で、これは意外でした。
今後EVILのブレーンとして手腕を見せていくことでしょう。
試合後には高橋ヒロムがEVILに詰め寄り、タイトルへの挑戦を要求しました。その場でEVILは明言しませんでしたが、バックステージで挑戦を受けると宣言しています。
新日本プロレスは思い切った展開を打ち出してきたという印象です。
EVILはもっと説得力を持たせたものを見せないと支持を得ることは難しい感じがします。
7月25日の愛知県体育館大会はテレ朝チャンネル2で中継されるので期待していきたいと思います!
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