さて、今回は2020年2月2日に行われた、新日本プロレス THE NEW BEGINNING in SAPPORO北海きたえーる大会の感想についての記事になります!
この記事は、2月2日北海きたえーる大会の注目カードの試合内容や結果、その感想といったものとなっております。
新日本プロレス 冬の札幌2連戦の2日目
新日本プロレス、毎年恒例の冬の札幌大会は昨年に引き続き今年も2連戦で行われました。
1日目となった1日の観客は4569人、2日は5690人と2日間で1万人の観衆を動員しています。
7月には7年ぶりとなる北海道ツアーが行われることが発表されました。
では、2日の大会の内容にふれていきたいと思います。
大阪城ホール大会の前哨戦
北海きたえーる大会では、2月9日大阪城ホール大会の前哨戦が多く行われました。
大阪城ホール大会では、IWGPジュニアタッグ選手権、SHO、YOH vs 金丸義信、エル・デスペラード。
SANADA vs ジェイ・ホワイト。
IWGP USヘビー級選手権、ジョン・モクスリー vs 鈴木みのる。
IWGPヘビー、IWGPインターコンチネンタルダブル選手権、内藤哲也 vs KENTA。
これらの試合が行われますが、この対戦者がタッグマッチで前哨戦を行いました。
この中での注目はやはりKENTAです。
twitterやバックステージでのインタビューなどで積極的に盛り上げているKENTAですが、内藤とのマッチアップでは激しい攻防を見せてくれました。
肩のテーピング(丸藤正道と同型のテーピングでした)など見る限りコンディションに不安を感じてしまいますが、大阪城ホール大会で素晴らしいタイトル戦を見せてくれることを期待しています。
2月6日の後楽園ホール大会でNEVER無差別級6人タッグ選手権、BUSHI、EVIL、鷹木信悟 vs ロビー・イーグルス、石井智宏、後藤洋央紀が組まれていますが、その前哨戦も行われました。
なんと全くの同一カードでの前哨戦で、ロビー・イーグルスがBUSHIからロンミラースペシャルでギブアップを奪っています。
全くの同一カードでの前哨戦って何なんだろうという印象を自分は持ってしまいました。
これではタイトル戦の価値というものが無くなってしまうと思うのでちょっと考えたほうがいいのではないでしょうか。
ブリティッシュヘビー級選手権はザック・セイバーJr.がウィル・オスプレイを破り防衛
ブリティッシュヘビー級選手権のザック・セイバーJr. vs ウィル・オスプレイは両者共にイギリス人で、かつてイギリスでしのぎを削っていた関係です。
ウィル・オスプレイはシングルマッチでザック・セイバーJr.に一度も勝利したことが無いそうです。
両者のスピードのあるテクニック合戦は非常に見応えがありました。
最後はグラウンドでの変形卍固めでザック・セイバーJr.がウィル・オスプレイからギブアップを奪ってタイトルを防衛しています。
今回もウィル・オスプレイはザック・セイバーJr.に勝利することができませんでした。
ウィル・オスプレイは昨年からヘビーなのかジュニアヘビーなのか非常に中途半端なのではっきりとヘビー級に転向したほうがいいと思います。
12年ぶりのシングルマッチはオカダ・カズチカがタイチに勝利
2008年4月以来のシングルマッチとなったオカダ・カズチカ vs タイチです。当時は石狩太一と岡田かずちかという名前でした。
オカダが闘龍門から新日本プロレスに移籍して再デビュー戦となった試合で、タイチが低空ドロップキックでオカダから3カウントを奪っています。
オカダはテーピングで処置されていた首が痛そうでやや動きに精彩を欠く部分がありました。
一方のタイチはいつもの川田利明殺法に加えて、ジャンボ鶴田のパフォーマンスである右手を突き上げるオーからバックドロップホールドを見せました。
タイチのインタビューで「人生はチャレンジだ」という言葉が出ましたが、これはジャンボ鶴田が引退セレモニーで語っていたいつもジャイアント馬場から言われていた言葉です。
最後はタイチの猛攻を凌ぎ切ったオカダがレインメーカーで3カウントを奪いましたが、紙一重の攻防でかなりいい試合でした。
今後はタイチのIWGPヘビー挑戦も大いに期待できることでしょう。
試合後のマイクでオカダは気になる人物としてアントニオ猪木の名前を叫びましたが、この真意はまだ明らかになっていません。
これが今後どのような展開を見せるのか非常に気になります。
まずは2月9日の大阪城ホール大会を期待していきたいところです!
•大阪城ホール大会が生中継されるテレ朝チャンネル2はスカパー!で視聴することができます。
コメント