さて、今回は12月31にさいたまスーパーアリーナで行われた、RIZEN(ライジン).26についての記事になります!
大みそか恒例の格闘技イベント RIZIN.26
大みそか恒例の格闘技イベントであるRIZIN.26の注目カードにふれていきたいと思います。
まず、五味隆典vs皇治です。プライド時代から人気の高い魅力的な選手である五味隆典とK-1で活躍した皇治の一戦です。
この試合はスタンディング、パンチのみのルールで行われました。
試合前から皇治は五味に対して挑発をして注目が高まっていた試合です。
体重差が大きく、五味が10kgほど上回っていました。
大きな体格差がありながらも皇治は下がることなく果敢に攻めていきました。
3ラウンドで決着がつかず、2-0の判定で五味の勝利でした。改めて皇治のタフさと勇気、盛り上げようとする姿勢をみた試合でした。
朝倉未来vs弥益ドミネーター聡志は1ラウンドで朝倉のKO勝利という結果となりました。KO前に偶然のバッティングがあって、それが少しダメージになってしまった印象もありました。
敗れましたが弥益ドミネーター聡志も今後また見てみたい選手です。
那須川天心vsクマンドーイ・ペットジャルーンウィットの試合前にK-1の武尊(タケル)が観客席に入ってくるというシーンがありました。
クマンドーイの試合は初めて見ましたが、かなり荒々しい選手で思いっきりパンチを振り回していました。
スピードのある攻防となりましたが、那須川が優勢に試合を進め、3-0の判定で那須川の勝利となりました。
那須川天心はどんどん強くなっていってる印象です。
武尊とは今後どうなるのか明言されませんでしたが、近々対戦が実現する可能性は高いと思います。
メインの朝倉海vs堀口恭司は、堀口の1年以上のブランクが気になるところでしたが、見てる分にはそれほど感じる所はありませんでした。
立ち上がりから見せていた堀口のローキックが効果的だったようで、そこからチャンスを広げた堀口がテンプルへの右フックでダウンを奪ってそこからの追撃で試合がストップ、TKO勝利ということになりました。
堀口が復活したのは個人的には嬉しい事ですし、敗れた朝倉海もこれを糧にしてさらに強くなっていってほしいと思います。
色々と厳しい状況ではあると思いますが、その中でも面白いカードを提供しようとするRIZENの姿勢が見えた大会だったのではないかと思います。
2021年もさらにいい大会を見せてくれることを期待しています!
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