ザ・バンドの解散ライブ、ラスト・ワルツの映画とサウンドトラック(完全版)を紹介!

さて、今回はロック名盤紹介、ザ・バンド(The Band)の「ラスト・ワルツ」(The Last Waltz)1978年についての記事になります!

この記事は、ラスト・ワルツの紹介とその完全版の内容を紹介したものとなっています。

ザ・バンドの解散ライブであるラスト・ワルツはロック史に残る名演

「ラスト・ワルツ」は1976年11月25日にアメリカ、カルフォルニア州サンフランシスコのウインター・ランドで行われたザ・バンドの解散ライヴです。

そのライヴと撮影スタジオでの演奏、ザ・バンドのインタビューを収録したマーティン・スコセッシ監督の映画とサウンドトラックを紹介したいと思います。

ラスト・ワルツ 参加ミュージシャンと演奏曲

多数の素晴らしいミュージシャンが参加しています。(映画での登場順、演奏曲で紹介します)

•ロニー・ホーキンス 「フー・ドゥ・ユー・ラブ」(Who Do You Love)

•ドクター・ジョン 「サッチ・ア・ナイト」(Such A Night)

•ニール・ヤング 「ヘルプレス」(Helpless)

•ステイプル・シンガーズ 「ザ・ウェイト」(The Weight)

•ニール・ダイアモンド 「涙をふきとばせ」(Dry Your Eyes)

•ジョニ・ミッチェル 「コヨーテ」(Coyote)

•ポール・バターフィールド 「ミステリー・トレイン」(Mystery Train)

•マディ・ウォーターズ 「マニッシュ・ボーイ」(Mannish Boy)

•エリック・クラプトン 「ファーザー・オン・アップ・ザ・ロード」(Further On Up The Road)

•エミルー・ハリス 「イヴァンジェリン」(Evangeline)

•ヴァン・モリソン 「キャラヴァン」(Caravan)

•ボブ・ディラン 「いつまでも若く」(Forever Young)、「連れてってよ」(Baby Let Me Follow You Down)

•リンゴ・スター、ロン・ウッド 「アイ・シャル・ビー・リリースト」(I Shall Be Released)

どの演奏も素晴らしく見応えがありますが、特にボブ・ディランとの演奏は最高です。

ボブ・ディランのボーカルも熱く、「いつまでも若く」のロビー・ロバートソンのギターは何度聴いても格好良いです。

演奏をどうするか事前に決めていないようで、「いつまでも若く」のあとにドラムのリヴォン・ヘルムがボブ・ディランのほうを「どうするんだよ」という表情で見ているのが印象的です。

ザ・バンドの曲としては、「同じことさ!」(It Makes No Difference)、「ステージ・フライト」(Stagefright)、「オールド・ディキシー・ダウン」(The Night They Drove Old Dixie Down)、「オフェリア」(Ophelia)などの名曲が熱く演奏されています。

このように素晴らしい作品なのですが、これだけでは充分ではなく、「ラスト・ワルツ」で演奏された曲をかなり聴き逃しています。

ラスト・ワルツ 完全盤

映画、サウンドトラックで聴き逃している多数の曲は「ラスト・ワルツ完全盤」で聴くことができます。

この商品は現行では発売していないので中古で購入しなければなりません。ロビー・ロバートソンによる解説や歌詞の対訳が付いている日本盤がおすすめです。

Amazon music unlimitedであれば、完全版の曲をすべて聴くことができるのでおすすめです。

「ラスト・ワルツ完全盤」は素晴らしい内容なので、また日本盤を発売するべきだと思います。期間限定や数量限定はやめて下さい!!

ラスト・ワルツ 完全版の収録曲

「ラスト・ワルツ完全盤」でしか聴く事のできない曲を紹介していきたいと思います。

Disc1

•「ザ・ウェイト」(The Weight)

•「火の車」(This Wheel’s on Fire)

•「カルドニア」(Caldonia) マディ・ウォーターズ

Disc2

•「ラグ・ママ・ラグ」(Rag Mama Rag)

•「オール・アワ・パスト・タイム」(All Our Past Times) エリック・クラプトン

•「風は激しく」(Four Strong Winds) ニール・ヤング

•「シャドウズ・アンド・ライト」(Shadows And Light) ジョニ・ミッチェル

•「ファリー・シングス・ザ・ブルース」(Furry Sings The Blues) ジョニ・ミッチェル

•「アケイディアの流木」(Acadian Driftwood)

•「W.S.ウォルコット・メディシン・ショー」(The W.S. Walcott Medicine Show)

Disc3

•「ザ・ジェネティック・メソッド/チェスト・フィーバー」(The Genetic Method/Chest Fever)

•「ヘイゼル」(Hazel) ボブ・ディラン

•「ジャム#1」

•「ジャム#2」

•「ドント・ドゥ・イット」(Don’t Do It)

•「グリーンスリープス」(GreenSleeves)

Disc4

コンサート・リハーサル

•「キング・ハーヴェスト」(King Harvest”Has Surely Come”)

•「アイルランドの子守唄」(Tura Lura Lural”That’s An Irish Lullaby”) ヴァン・モリソン

•「キャラバン」(Caravan) ヴァン・モリソン

•「サッチ・ア・ナイト」(Such a Night) ドクター・ジョン

•「ラグ・ママ・ラグ」(Rag Mama Rag)

スタジオ・アイディアズ

•「マッド・ワルツ」(Mad Waltz)

•「ラスト・ワルツを再び」(The Last Waltz Refrain)

•「ラスト・ワルツのテーマ」(The Last Waltz Theme)

どれも聴き逃すには惜しい曲、演奏となっています。

「ラスト・ワルツ」の真実を知ることのできる映像

素晴らしい演奏の「ラスト・ワルツ」ですが、あとで演奏を差し替えているようです。

それはモノクロで撮影されたこの映像を見ると比較することができます。

いろいろといわくつきの「ラスト・ワルツ」ですが素晴らしいことに変わりはありません。

まずは映画から観る事をおすすめしたいと思います!

•ザ・バンドのアルバムを紹介した記事はコチラです。

•ボブ・ディランのアルバムを紹介した記事はコチラです。

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