さて、今回はエレキギターの歪み系エフェクターであるBOSS スーパーオーバードライブ SD-1(SUPER OverDrive)を紹介した記事になります!
この記事は、BOSS スーパーオーバードライブ SD-1の紹介、使い方や電源についてといった内容となっています。
歪み系エフェクターの定番 BOSS スーパーオーバードライブ SD-1とは
BOSSのスーパーオーバードライブ SD-1(SUPER OverDrive)は1981年に発売されて以来、歪み系エフェクターの定番として様々なギタリストに幅広く使用されています。
中音域が強調されているのが特徴で、どこか温かみがあるサウンドという印象があります。
そもそもはBOSS オーバードライブ OD-1にトーンコントロールを付けてほしいとの要望により、OD-1の後継機として発売されました。
オーバードライブ OD-1は1985年に生産終了となりましたが、根強い人気を誇っていてプレミアがついた状態で中古市場に出回っています。
1997年にはオーバードライブ OD-3というモデルが発売されていますが、回路からいってスーパーオーバードライブ SD-1がOD-1の正統後継機であり、OD-3は新しいエフェクターであると言えるでしょう。
自分はスーパーオーバードライブ SD-1を購入するときにOD-3と弾き比べましたが、若干SD-1のほうが好みでした。
かなり微妙な差だったと記憶しています。どちらがいいとはっきり言えないところがあるので、購入される方は弾き比べてみることをおすすめします。
同じくBOSSの定番エフェクターであるブルースドライバー BD-2と比べると歪みの可変幅はかなり小さいです。
ブルースドライバー BD-2のほうがクランチサウンドからディストーションサウンドに近いものまで幅広い歪みをつくることができますが、高音域が強くややパリッとしたサウンドの印象があります。
サウンドはどちらがいいのかというのは好みによりますが、自分はブルースドライバー BD-2のほうが好みです。
ただ、自分はフェンダー テレキャスターを使用しているのですが、ブルースドライバー BD-2はシングルコイルとの相性が良いと言われているので、レスポールのようなハムバッキングの場合は印象は異なるかもしれません。
•Blues Driver BD-2を紹介した記事はコチラです。
スーパーオーバードライブ SD-1は基本的なドライブサウンドを得ることができるので、初めて購入するエフェクターとしても大変おすすめですが、個人的な見解を述べると幅広くサウンドをつくることのできるブルースドライバー BD-2を購入したほうが後悔しない気がします。
BOSS スーパーオーバードライブ SD-1の使い方 ブースターとしても効果的
スーパーオーバードライブ SD-1にはLEVEL、DRIVE、TONEの3つのツマミが付いていて、これらを調整することによってサウンドをつくっていきます。
LEVELは音の大きさ、DRIVEは歪みの強さ、TONEは音質の調整となっています。
まずはすべてのツマミを12時の位置にセットして、そこから好みの音をつくっていくのがいいでしょう。
LEVELが9時の位置あたりがエフェクターOFFの時と同じぐらいの音量になります。
スーパーオーバードライブ SD-1はブースターとしても効果を発揮できるエフェクターです。
DRIVEのツマミが9時あたりのところでドライブがかかり始めるので、クリーンブースターとして使用する際はそれより落としてぎりぎりドライブのかからない位置に合わせると良いでしょう。
ブースターとして使用して音を前に出すことでソロを弾く時に大きな効果を発揮します。
スーパーオーバードライブ SD-1のサウンドを紹介した動画とOD-1Xと比較した動画です。
BOSS スーパーオーバードライブ SD-1の電源について
スーパーオーバードライブ SD-1の電源はDC9Vとなっています。
9V形の乾電池かDC9V出力のACアダプターを使用する必要があります。
乾電池とACアダプターでは若干サウンドが違うらしいので、余裕がある方は試してみるのもいいかもしれません。
自分は電池を交換するのが面倒なのでACアダプターを使用しています。
この記事がスーパーオーバードライブ SD-1を購入しようとしている方の参考になれば幸いです!
・OD-1Xを紹介した記事はコチラです。
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