さて、今回は2018年4月30日に行われた全日本プロレス、2018チャンピオンカーニバル優勝決定戦、後楽園ホール大会についての記事になります!
自分はこの大会をファイティングTVサムライで視聴しました。ゲスト解説は小橋建太でした。
2018チャンピオンカーニバル優勝の行方は 宮原健斗 vs 丸藤正道
2018チャンピオンカーニバル優勝決定戦はAブロック1位の宮原健斗とBブロック1位の丸藤正道の対戦となりました。
宮原は以前プロレスリングノアに参戦しており2013年からは全日本プロレスに参戦しました。プロレスリングノアにいた時はまだ前座の試合にしか出ていない状態でした。5年経って成長した宮原と丸藤の試合は魅力的です。丸藤にとって秋山準と同じく宮原も運命の再会といえるでしょう。
この日の後楽園ホールも超満員で大盛況となっていました。客入りとしては最高の状態でした。
そんな中、全6試合が行われました。
大森隆男、吉江豊 vs 渕正信、西村修
オープニングマッチから会場は盛り上がりを見せていました。
その会場の雰囲気におされてか渕正信は大森隆男にバックドロップを見せました。
その渕は大森のちょっとあたりの浅いアックスボンバーに沈んでしまいました。
青木篤志、佐藤光留、岡田佑介 vs 岩本煌史、中島洋平、丸山敦
ジュニア選手による6人タッグマッチはイルミネーション形式となりました。敗退した選手が去り、3人いなくなったほうが負けです。オーバー・ザ・トップロープを採用しているのでトップロープを越えて場外に落ちたら敗退となります。
ゲスト解説の小橋が注目していると言っていた中島洋平は最初に敗退してしまい残念な結果でした。ここのところ中島はあまり活躍できていないような気がします。
青木篤志、佐藤光留2人に対して丸山敦が1人になってしまって劣勢に立たされましたが、一瞬の隙をついて佐藤を場外に落とし、ウラカンラナで青木から3カウントを奪って丸山が逆転勝ちを収めました。
試合後、丸山は青木の持つ世界ジュニアへの挑戦をアピールしています。
諏訪魔、石川修司 vs 野村直矢、ヨシタツ
圧倒的な力を持つ諏訪魔、石川修司の暴走大巨人コンビに対してヨシタツと野村直矢もいい動きを見せていました。
諏訪魔はチャンピオンカーニバル公式戦でヨシタツに敗れた借りを返すべく執拗に攻め、最後はスリーパーホールドでギブアップを奪って借りを返しました。
この試合後に欠場していた青柳優馬がリングに上がり、6月5日のディファ有明大会で復帰すると発表しました。
崔領二、ディラン・ジェイムス vs TAJIRI、KAI
世界タッグチャンピオンの崔領二、ディラン・ジェイムス組がTAJIRI、KAI組と対戦です。
TAJIRIのグリーンミストからKAIのスプラッシュプランチャでディラン・ジェイムスから3カウントを奪い、タッグタイトルへの挑戦を強くアピールしました。
秋山準、ジョー・ドーリング、火野裕士 vs ゼウス、ボディガー、鷹木信悟
惜しくもチャンピオンカーニバル優勝決定戦に残れなかった選手たちによる6人タッグマッチです。公式戦では実現しなかった組み合わせもあり、かなり内容の濃い試合となりました。
どの組み合わせも見どころ充分でしたが、個人的には今回のチャンピオンカーニバルのMVPといってもいい鷹木信悟と秋山準との対戦を楽しみにしていて、期待通りのものを見せてくれました。
最後はジョー・ドーリングがレボリューションボムでボディガーを沈めています。
2018チャンピオンカーニバル優勝決定戦 宮原健斗 vs 丸藤正道
素晴らしい緊張感の中で始まった優勝決定戦は健斗コールと丸藤コールが交錯していました。
宮原もいいものを持った選手だと思いますが、全ての場面において丸藤の支配下で試合が進んでいるように見えました。改めて丸藤の奥深さというものにほれぼれしました。
最後はポールシフト式エメラルドフロウジョンで丸藤が3カウントを奪い、チャンピオンカーニバル優勝となりました。
試合後のマイクで丸藤は三冠ヘビーへの興味を口にしました。丸藤の三冠挑戦は実現するでしょうし、宮原がまた丸藤と対戦することで大きく成長することでしょう。
今後どうなるかわかりませんが、全日本プロレスの選手がプロレスリングノアに、プロレスリングノアの選手が全日本プロレスに参戦していくことが増えていくことを期待していきたいと思います。
今回の後楽園ホールの状態が両団体で何度も続いた時、日本武道館が見えてくるのではないでしょうか。
それを期待しながら全日本プロレス、プロレスリングノアを見ていきたいと思います!
ファイティングTVサムライはスカパー!で視聴することができます!
・宮原健斗と丸藤正道の三冠ヘビー級タイトルマッチの記事はコチラです。
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