村田諒太×エマヌエーレ・ブランダムラ & 比嘉大吾×クリストファー・ロサレス ダブル世界戦 【ボクシング 試合結果】

さて、今回は2018年4月15日に横浜アリーナで行われたボクシング、ダブル世界タイトルマッチについての記事になります!

自分はこの試合をフジテレビで視聴しました。

比嘉大吾 日本ボクシングにとって重要な試合 その前日軽量での衝撃

この日の試合は、WBA世界ミドル級タイトルマッチ、村田諒太の初防衛戦で村田が防衛に成功すれば日本人選手で初のミドル級王座を防衛ということになります。

そしてWBC世界フライ級タイトルマッチではチャンピオンの比嘉大吾に日本記録である16連続KO記録がかかっています。

しかし、比嘉は前日軽量で制限体重50.8kgを900gオーバーしてギブアップ、日本人としては初となる体重超過での王座剥奪という事態になってしまいました。

当日の計量で定められた55.3kgをパスして試合は行われることとなり、比嘉が勝ち、もしくは引き分けならば王座は空位に、クリストファー・ロサレスが勝てばロサレスが新チャンピオンとなります。

試合の展開としては、比嘉はどこか焦っているようにも見えました。もしかするとこのような事があったせいでそのように見えてしまっているのかもしれませんが…

ロサレスもいい選手で簡単に倒れる選手ではありません。長いリーチでいいパンチを繰り出してきます。

第8ラウンド終了時点でロサレスがリード、そして迎えた第9ラウンドに比嘉陣営からタオルが投入され比嘉はTKO負けとなりました。比嘉に無理をさせないための措置のようでした。勝利したロサレスが新チャンピオンとなりました。

試合前から試合後まで残念な結果となってしまいましたが、しょうがありません。今後何かしらのペナルティを科せられるかもしれませんが、その後必ずや階級を上げてまた世界タイトルに挑戦してもらいたいと思います。今回の件で階級、減量というものについて考えさせられるものがありました。

村田諒太 初防衛戦

そして村田諒太 vs エマヌエーレ・ブランダムラのWBA世界ミドル級タイトルマッチです。

序盤から村田得意のプレッシャーが効果を発揮していきます。村田のパンチはガードの上からでもダメージを与え、時折強烈なボディも入ります。

ブランダムラも防戦気味ですが要所でパンチを返してきます。

なかなかブランダムラを捕えることができませんでしたが、第8ラウンドに右ストレートが顔面を捕えてブランダムラがダウン、立ち上がることができずに村田のKO勝利となりました。

これで日本人として初めて世界ミドル級タイトルを防衛する快挙を村田は成し遂げました。

今後はロンドンオリンピックの決勝で戦ったエスキバ・ファルカンとラスベガスで対戦するプランがあるそうなので楽しみにしていきたいと思います!

・村田諒太、2度目の防衛戦であるロブ・ブラント戦の記事はコチラです。

https://kurobaku080.com/prowretling/boxing-murata-brant

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