さて、今回はプロレスリングノアのレスラーである中嶋勝彦を紹介した記事になります!
この記事は中嶋勝彦の得意技やベストバウトを紹介した内容となっています。
プロレスリングノアの危険な蹴撃王 中嶋勝彦とは
中嶋勝彦は1988年福岡県生まれです。
小学生の頃から空手を始めて中学生の時には全国大会で優勝するほどの成績を誇っています。
その時に前田日明の目に留まってリングスへの入団という話もあったそうですが、リングスが解散となってしまって実現することはありませんでした。
2002年に長州力にスカウトされてWJプロレスに入団します。2004年に現在新日本プロレスで活躍している石井智宏戦でプロレスデビューを果たしました。
15才9か月でのデビューは男子レスラーとして最年少でした。
2004年にWJプロレスが崩壊したあとは佐々木健介と行動を共にして健介オフィスに所属します。
全日本プロレスへ参戦して世界ジュニア王座を18才11か月の史上最年少で奪取する活躍をみせました。
2008年頃から健介オフィス自主興行以外の主戦場をプロレスリングノアに移して活躍します。
KENTAとGHCジュニア王座をかけて激しくやりあっていたのがとても印象に残っています。
2014年には佐々木健介とシングルマッチを行って勝利し、その試合を最後に佐々木健介は現役を引退しました。
その後も健介オフィスから名称を変更したダイヤモンドリング所属として活動していきましたが、2015年にダイヤモンドリングを退団してプロレスリングノアへ入団します。
2016年にはGHCヘビー王座を獲得します。このあたりまで確かな実力を持っていながらどこか弾け切らず、華の無さという所が気になるところでしたが、タイトルを失い2018年頃に髪にパーマをかけたあたりから意地悪で冷酷なキャラクターへと変貌していきました。
それが功を奏して一皮剥けた中嶋勝彦はファイトスタイルにも磨きがかかり、マイクパフォーマンスも格段に良くなりました。
レッスルワンに参戦してレッスルワンチャンピオンシップを奪取した際は試合内容で強さを見せつけ、辛辣なマイクアピールやベルトを投げ捨てるといったヒールっぷりで大きな印象を残しました。
今プロレスリングノアのレスラーの中で最も他団体に出撃して色んなファンの人に見てもらいたいレスラーであると思っています。
中嶋勝彦の得意技は
中嶋勝彦の代名詞と言える得意技は様々な種類のキックです。
ミドルキック、トラースキック、ニールキックはスピードと正確性を兼ね備えていて威力も充分です。
相手が座っている状態で胸と背中に交互に打ち込むキックや、コーナーのターンバックルにうずくまる相手の顔面を蹴り上げるキック、うつ伏せに寝ている相手の顔面をダッシュして蹴り上げるキックなどバリエーションが豊富です。
フィニッシュホールドはヴァーティカルスパイクという垂直落下式のブレーンバスターですがそれほど角度はなく、ただの早いブレーンバスターという感じで説得力に欠ける印象があります。
以前はダイヤモンドボムという変形のノーザンライトボムをフィニッシュホールドとしていましたがあまり使用しなくなってしまいました。
ダイヤモンドボムは説得力充分の技だと思うので、大一番ではフィニッシュホールドに使用してほしいと個人的には思っています。
中嶋勝彦のベストバウトは
KENTAがプロレスリングノアにいたころには激しくやり合ってGHCジュニア王座やGHCヘビー王座をかけて名勝負を繰り広げました。
この当時はKENTAに分がありましたが、2020年の時点では実力は中嶋勝彦のほうが上ではないかと思っています。
2018年以降キャラクターが変わってからは試合内容も変化してどこか危険な雰囲気が出てきました。
2019年の12月にはAXIZ(アクシス)としてタッグを組む同期の潮崎豪とのデビュー15周年記念試合のシングルマッチは素晴らしい内容でした。
2020年には新日本プロレスの2016年G1クライマックス以来の対戦であったマイケル・エルガンとのシングルマッチ、そして杉浦軍にフリーとして属している鈴木秀樹とシングルマッチを行ってこちらも素晴らしい試合を見せてくれました。
特に鈴木秀樹とのシングルマッチは年間ベストバウト級の内容でした。
鈴木秀樹とのシングルマッチはABEMAプレミアムで視聴することができます。
今後も中嶋勝彦には注目していきたいと思いますし、皆様にも試合を観てほしいと思います!
日テレジータスではプロレスリングノア中継や過去の試合が放送されていて中嶋勝彦の試合を観ることができます。
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