プロレスリングノアの新体制が横浜文化体育館からスタート! 【試合結果】

さて、今回は2019年3月10日に行われた、プロレスリングノア GREAT VOYAGE 2019、横浜文化体育館大会の試合結果、感想についての記事になります!

自分はこの大会を日テレジータスのプロレスリングノアスペシャルで視聴しました。

いよいよプロレスリングノアの新体制がスタート

リデットエンターテインメント社が新オーナーとなったプロレスリングノアの新体制が3月10日の横浜文化体育館大会から本格的にスタートしました。

新体制になるにあたってロゴとリングの色を一新、新しいリングマットの色は白となりました。

この事に自分は否定的な印象を持っていましたが、この大会の冒頭でスパルタンXが流れ脱・三沢の理念が紹介されました。

「三沢さんが笑顔で見守れるノアにする」、「美学のある闘い」ということで新体制の方向性に間違いはなさそうだという印象を持ちました。

ロゴやマットの色を変更したことは大きな覚悟を持った決断だったことでしょう。これがいい方向に向かっていってくれることを期待していきたいです。

この大会では全8試合が行われましたが、4つのGHCタイトル戦についてふれていきたいと思います。

GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合 王者 小川良成、鈴木鼓太郎 vs タダスケ、HAYATA

立ち上がりはラーテルズのスピード感あふれる攻めをみせましたが、小川良成、鈴木鼓太郎組はHAYATAに対する膝攻めなどでペースを握ります。

最後は小川良成が足4の字固めでHAYATAからギブアップを奪って初防衛に成功しています。

終わってみれば小川良成、鈴木鼓太郎の巧さが目立ち、ラーテルズの2人との差を感じさせるものがありました。

GHCジュニア・ヘビー級選手権試合 王者 原田大輔 vs 田中稔

互いの技をすべて出し切った濃密な試合でした。両者共にプロレスリングノアの生え抜きではありませんが、プロレスリングノアらしいタイトル戦だったと思います。

そんな試合でわずかに上回っていたのは田中稔でした。勝負を分けたのは引き出しの多さだったように感じます。

最後は田中稔の奥の手であるFIRE BALLスプラッシュで3カウント、田中稔のGHC初戴冠となりました。

これで田中稔はIWGP、世界ジュニア、GHCと主要ジュニアタイトルを制覇達成となりました。これは丸藤正道に次ぐ2人目の快挙です。

GHCタッグ選手権試合 王者 中嶋勝彦、潮崎豪 vs マサ北宮、エディ・エドワーズ

マサ北宮とエディ・エデワーズは急造タッグという感は否めないですが、個の力で中嶋勝彦、潮崎豪のAXIZと対等に渡り合っていきます。

特にエディ・エドワーズは以前より力強さが増したように感じました。

4人それぞれが技を出し切るいいタッグマッチでした。最後は中嶋勝彦がマサ北宮からバーティカルスパイクで3カウントを奪って王者組が初防衛に成功しています。

GHCヘビー級選手権試合 王者 清宮海斗 vs 丸藤正道

プロレスリングノアの新体制スタートの日に今後を占うタイトル戦となりました。

グローバルリーグ2018の決勝で両者は対戦することとなっていましたが、丸藤正道の怪我で実現することはありませんでした。

清宮海斗は三沢光晴を思わせる新ガウンを纏って入場です。

この試合では改めて丸藤正道の懐の深さを感じることができました。余裕を持った中で多彩な攻めを見せていきます。

その丸藤正道に対して清宮海斗も閃きのある攻めを見せるところがあり、素晴らしいものがありました。

最後は清宮海斗がタイガースープレックスで3カウントを奪って丸藤正道超えを果たして3度目の防衛となりました。

この試合は過去最高に清宮海斗の秘めている力を感じ、今後の成長がますます楽しみになりました。

試合後には清宮海斗が拳王をリング上に呼び出してタッグを結成しています。

プロレスリングノア 今後の展開は

この大会ではタッグの再編が多く行われました。

杉浦貴はKAZMA SAKAMOTOと、小峠篤司は長井満也とタッグを結成しています。新しいタッグチームで4月6日の大阪大会からグローバルタッグリーグが始まります。

個人的にはタッグリーグで丸藤正道とKENTAのタッグが復活するのではないかと期待していたのですが、丸藤正道はグローバルタッグリーグには参加しないようです。

KENTAもまだプロレスリングノアに復帰するという事は発表されていないので、正式な発表を待ちたいと思います。

プロレスリングノアの新体制はいいスタートを切ったと思いますが、今後の課題はやはり集客ではないでしょうか。この日の観客数は3000人に満たなかったようです。

9月16日にはエディオンアリーナ大阪第1競技場で、11月2日には両国国技館が控えているので集客を伸ばしていくことは急務であるのではないでしょうか。

まずは後楽園ホールの超満員を連発できるようになることを期待していきたいと思います。

新体制になってからホームページもリニューアルされ、Youtubeも充実してきました。

•博多スターレーン大会の丸藤正道vs小川良成です。

日テレジータスのプロレスリングノア中継も少しずつ増えていくようです。まず4月17日と5月28日(生中継)の後楽園ホール大会の放送が発表されました。

今のところいい方向に向かっているので今後さらに期待していきたいです!

日テレジータスはスカパー!で視聴することができます!

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