さて、今回はBOSSの歪み系エフェクターであるオーバードライブ(OverDrive)OD-1Xを紹介した記事になります!
この記事は、OD-1Xの紹介、使い方や電源、実際に使用した感想といった内容となっています。
BOSSの歪み系エフェクター オーバードライブOD-1Xとは
BOSSの歪み系エフェクターであるオーバードライブ(OverDrive)OD-1Xはデジタルエフェクターです。
Xというのがデジタルエフェクターのシリーズで、他にもいくつか発売されています。
XシリーズはBOSSの独自技術を採用した新鋭のモデルです。
OD-1XはODシリーズの後継機であるので、OD-3やSD-1などと近しいエフェクターであるといえます。
自分はSD-1を所有していますが、以前から気になっていたOD-1Xがアウトレット価格で安く売っていたので購入することにしました。
OD-1Xの使い方
OD-1XにはLEVEL、LOW、HIGH、DRIVEの4つのツマミがついていて、これらを調整することによってサウンドをつくっていきます。
LEVELは音の大きさ、LOWは低音域の調整、HIGHは高音域の調整、DRIVEは歪みの強さの調整となっています。
LEVELが9~10時ぐらいのところでエフェクターがオフの時と同じぐらいの音量となります。
LOWとHIGHの音質調整は効きがよく、高音、低音をしっかり調整することができます。
DRIVEの可変域は広く、クリーンに近い状態からディストーションに近いぐらいの歪みまで調整することができます。
OD-1Xの電源について
OD-1Xの電源はDC9Vとなっています。
9V形の乾電池かDC9V出力のACアダプターが必要です。
OD-1Xは消費電力が大きく、電池だと9時間しか使用できないようなのでACアダプターを使用するのがおすすめです。
電池とACアダプターでは音が若干違うという話も聞くので、興味のある方は試してみるのもいいかもしれません。
OD-1Xを使用した感想 初心者にもおすすめ
OD-1Xを使用してみましたが、非常にまとまりが良く使い勝手の良いエフェクターであると思いました。
OD-3やSD-1はトーン調整ツマミがひとつしかないのに対し、OD-1XはHIGHとLOWをそれぞれ調整できるのが大きな特徴です。
低音をしっかりときかせることができるのは自分の好みのサウンドがつくれて大きなポイントでした。
OD-3やSD-1に比べてDRIVEの可変域が大きいのも特徴です。軽い歪みのクランチサウンドもつくりやすくなっています。
DRIVEを絞り切った状態はほどよく原音の音を強めることができるので、かなり効果的であると思いました。
自分はこれまで初心者が初めて購入するエフェクターはブルースドライバーBD-2がいいと思っていましたが、BD-2は高音域が強くて音がパリパリしているのと、コンプレッション感が強い特徴があるのに対し、OD-1Xは基本的ともいえる歪みでコンプレッション感もそれほど強くないので初めて購入するエフェクターとしておすすめしたいモデルだと考えを改めるようになりました。
OD-1Xはデジタルエフェクターで、まとまりはいいが余計な音をカットした整理された音になるという見方をする向きがあるようですが、自分はそのようには感じませんでした。そういった部分はかなり微細なものですが考えすぎると気になってしまうものなのかもしれません。
OD-1XとSD-1の音を比較した動画です。
この記事がOD-1Xの購入を考えている方の参考になれば幸いです!
・SD-1を紹介した記事はコチラです。
・BD-2を紹介した記事はコチラです。
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