さて、今回は初心者がエレキギターを始めるにあたって最低限必要なものを紹介します!
この記事は、初心者がエレキギターを始めるにあたって最低限必要なチューナーやアンプ、シールドなどを紹介した内容となっています。
初心者がエレキギターを始めるにあたって必要なもの それらの選び方とおすすめを紹介
エレキギターを始めるにあたって必要なものを自分の使用している、もしくは使用したことのある経験をもとに紹介していきたいと思います。
まず何よりエレキギター自体が必要ですが、この記事ではエレキギター本体以外の必要なものを紹介していきます。
こちらはエレキギター選びについての記事となっていますのであわせてご覧ください。
弦とチューナー
何といっても必要なのは弦です。
基本的にエレキギターを購入した時に弦が張ってありますが、慣れないうちは力が入り過ぎたりして弦を切ってしまうこともありますので予備の弦を用意しておくのがいいでしょう。
一般的な太さで定番のメーカーであるダダリオのEXL110を紹介します。
レスポールなどのミディアムスケールのギターであれば弦のテンションが弱くなるため少し太めの弦を張るのもいいかと思います。
ちなみに自分はダダリオのEXL115を使用しています。1弦11、6弦49で少し太めです。
弦が太いと押さえるのが大変だったりしますが、太い弦ならではのトーンが得られるので個人的には好きです。
弦の張り替え方や便利なツールなどはこちらで紹介しているのでご覧いただければと思います。
エレキギターの弦について詳しく紹介した記事もあるのであわせてご覧ください。
張った弦の音を合わせるためにはチューナーが必要です。
チューナーも安価なものを始め様々な種類があります。
スマートフォンのアプリなどでもチューナーがあるのでそれでチューニングすることもできるのですが、長い目で見るとしっかりとしたチューナーを持っていたほうが良いでしょう。
ちなみに自分はBOSSのTU-8というチューナーを使用しています。
現状これに近いTU-12EXというチューナーを紹介しておきます。
ギターのヘッド部分に取り付けるクリップ式チューナーも便利です。
・BOSS TU-03を詳しく紹介した記事はコチラです。
クリップ式チューナーはネックが振動を拾ってしまうほどの爆音の中では正確に動作しないことがあるので注意が必要です。
ピック
あと、ギターを弾くにあたってピックが必要になってきます。
もちろんピックが無くても弾くことはできますが、一般的な奏法をする場合は必要であるといえます。
ピックにはあらゆる形や硬さがありますが、ティアドロップという形、硬さはミディアムかヘビーが一般的です。
ミディアムより柔らかいとピックがしなりすぎてしまうのであまりおすすめできません。
自分は初めはフェンダー、ティアドロップ型のヘビーを使用していました。
1枚100円ほどなので、いくつかのピックを試して自分にあったものを見つけていけばいいと思います。
ただ、あまり変わったピックだと生産中止になって手に入らなくなってしまうことがあるので、できるだけ定番のものにしておくのが無難かもしれません。
様々な種類のピックを試した記事はコチラです。
アンプ
エレキギター本来の音を出すためにはアンプが必要になります。
アンプも様々な種類があり、出力も様々です。
家で使用する分には10Wで十分だと思います。それ以上の出力を持ったアンプだと音が大きすぎて家で音を出すのが厳しいのではないでしょうか。
ここではフェンダーとマーシャルのアンプを紹介しておきます。
フェンダー、マーシャルといったメーカーのものなのである程度満足のいく音であると思います。
どちらもクリーンとドライブサウンドを出すことができます。
ちなみに自分はVOXのアンプを使用しています。
デザインが良く、音もしっかりしているので気に入っています。
ここで紹介したメーカーのものであるならしっかりしたものなので、デザインで決めてしまっても後悔することはないと思います。
出来ることならアンプも楽器店で実際に音を出してみると確実です。
アンプにヘッドホンをつけて練習すれば近隣を気にすることなく練習することができます。
こちらのVOXのヘッドホンは直接ギターと接続することができる便利なものです。
ヘッドホンを繋がなくてもかなり音は小さくできるので、必ず必要というほどではありません。
1Wほどのミニアンプというものもありますが、ちゃんとした練習をするならば10W以上のアンプを使用したほうがいいと思います。
ミニアンプはインテリアやプレゼントにおすすめです。各種ミニアンプを紹介した記事も是非ご覧ください。
シールド
アンプとギターを繋ぐためにはシールド(ケーブル)が必要になります。
シールドも様々な種類があり、価格も様々です。あまりにも安いシールドは音が良くないだけでなく耐久性にも不安があるのであまりおすすめできません。
長さは5mあると不自由しません。部屋の中でしか弾かないからと短いシールドにしてしまうと後悔します。
自分はBELDENのシールドを使用しています。
価格はちょっと高めですが質は間違いなく、満足して使用しています。
シールドなどのケーブル類はこちらのマジックテープ式の結束バンドを使用すればきれいにまとめられます。
ギターケース
ギターケースは基本的にギターを購入すれば付属していますが、自分はRITTERのギターケースを使用していて使いやすいので紹介しておきます。
付属しているギターケースよりも厚みがあってギターをしっかりと保護できるのでおすすめです。
ギターケースも実際に楽器店で手に取って選ぶのがいいでしょう。
ギタースタンド
あと、意外に重要なのがギタースタンドです。
ギターをそのまま壁に立てかけるとネックに負担がかかりますし、ギターや壁に傷がついてしまいます。
ケースにいちいちしまっていてはすぐに手に取って弾けないので上達の妨げになるような気がします。
そういった部分でギタースタンドは必須であると考えています。
ギターストラップ
立ってギターを演奏するためにはギターストラップが必要です。
様々なデザインや素材のストラップがあるので好みのストラップを選べばいいと思います。
エフェクター
エレキギターのサウンドを変化させることのできるエフェクターですが、急いで購入する必要はないと思います。
購入するのであれば最初はサウンドを歪ませることができるオーバードライブ系がおすすめです。
歪んだドライブサウンドはアンプでもつくることができますが、エフェクターを使用することでより強い歪みや特色のある音色を得ることができます。
エフェクターはスイッチを踏むことで瞬時にサウンドを変化させることができるので、アンプでクリーンサウンドをつくり、ギターソロなどでエフェクターを踏んでドライブサウンドに変化させる弾き方もできます。
最初に購入するのは定番であるBOSSのスーパーオーバードライブかブルースドライバーがおすすめです。
•スーパーオーバードライブ、ブルースドライバーを始めとした歪み系やモジュレーション系、空間系のエフェクターを紹介した記事はコチラです。
ここまで色々なギターのアクセサリーを紹介してきましたが、必ずしもすぐに買い揃える必要はないのでゆっくりと吟味して揃えていけばいいと思います。
リズムマシン、メトロノーム
ギターを練習する時にはリズムと共に練習したほうが上達が促されます。
リズムを刻んでくれるものにはメトロノームやリズムマシン(リズムボックス)というものがあります。
メトロノームやリズムマシンはスマートフォンのアプリにもありますが、専用のものを持っていたほうが何かと便利です。
メトロノームはコツコツといった音ですが、リズムマシンであればドラムの音で練習することができます。
練習で使うのであればそこまで手の込んだものは必要ないので、手軽で安価なKORG KR miniというリズムマシンがおすすめです。
自分もこのKORG KR miniを持っていているのですがなかなか重宝しています。
•KORG KR miniの操作方法などを紹介した記事はコチラです。
エレキギター初心者セットについて
エレキギター初心者セットは安価な価格で必要最低限なものが揃っている便利な商品です。
非常に安価であるために質としてはあまり良くはありません。
エレキギターを始めたいけれど長続きするか分からないといった方にはいいかもしれません。
根気強く長くエレキギターを弾いていくという強い意志を持った方はもう少しいいグレードのものを揃えるのが無難だとは思います。
ただ、初心者セットから始めてどんどん上手くなってやるという強い意志を持っているのならそれも素晴らしい事だと思います。
初心者セットで上達してからいいギターを弾くと感動しますし、上手くなったらギターを始めようと考えている身近な人に譲っていくのも良いでしょう。
何が良くて何が悪いかというのは一概に言えなくて、結局その人の考えと意志次第なのではないでしょうか。
この記事が少しでもこれからギターを始めようとしている方の参考になれば幸いです!
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