ギターリフがかっこいい名曲を紹介! 【エレキギター レッスン】

さて、今回はギターリフのかっこいい名曲を紹介した記事になります!

この記事は、ギターリフのかっこいい名曲の紹介とそのギターリフのレッスン動画の紹介といった内容となっています。

洋楽の有名ロックギターリフを紹介

ギターリフとは繰り返されるギターフレーズのことで、リフレイン(繰り返し)という言葉からきています。

ロックの曲、特に洋楽はシンプルでありながらも印象的でかっこいいギターリフが多く存在していて、特にハードロックには有名なギターリフが多い印象です。

では、いくつかの有名でかっこいいギターリフを含んだ名曲を紹介していきます。

AC/DC(エーシー・ディーシー) バック・イン・ブラック(Back in Black)

バック・イン・ブラック(Back in Black)はオーストラリアのバンドであるAC/DC(エーシー・ディーシー)が1980年に発売した同名のアルバム、バック・イン・ブラック(Back in Black)に収録されている曲です。

アルバム、バック・イン・ブラックは世界で5000万枚以上の売上を記録しており、世界で歴代3番目に売れたアルバムとなっています。

バック・イン・ブラックのミュージックビデオです。

AC/DCのギターは、マルコム・ヤング、アンガス・ヤングの兄弟が担当しています。

派手なステージパフォーマンスや小学生のような恰好をして目立っている弟のアンガス・ヤングに対して、兄のマルコム・ヤングは目立たず縁の下の力持ちといった感じです。その兄弟の対比がバンドの魅力のひとつともいえるでしょう。

マルコム・ヤングは2017年に亡くなってしまいましたが、アンガス・ヤングはいまだ現役です。

バック・イン・ブラックのリフは、ローポジションでのEコード、Dコード、Aコードのパワーコードを中心に成り立っています。

Eコードは4、5、6弦、Dコードは2、3、4弦、Aコードは3、4、5弦の3本の弦を用いたパワーコードなので厚みをもったものとなっています。

単音フレーズはEマイナーペンタトニックスケールで成り立っています。

低音弦での単音フレーズは5弦2フレットから6弦4フレット、5弦2フレットから6弦5フレット、5弦2フレットから6弦6フレット、5弦2フレットから6弦7フレットとなっています。

どんどんフレットが離れていって、最終的には2フレットから7フレットまで離れていくのでなかなか難しいです。

バックインブラックのリフの弾き方を紹介した動画になっているので参考にしてみて下さい!

フリー(Free) オール・ライト・ナウ(All Right Now)

オール・ライト・ナウ(All Right Now)はイギリスのバンドであるフリー(Free)の1970年のアルバム、ファイアー・アンド・ウォーター(Fire And Water)に収録された曲で、フリーの代表曲のひとつです。

オール・ライト・ナウのライヴ映像です。

フリーのギタリストはポール・コゾフです。ポール・コゾフはイギリスのブルースロックの名ギタリストでしたが、ドラッグなどの影響もあって1976年に25才の若さで亡くなっています。

オール・ライト・ナウのリフはAコードとDコードで成り立っています。

AコードはオープンAとオープンGのコードフォームを織り交ぜたものとなって、DコードはオープンCのコードフォームを基調としています。

オープンCのフォームでのDコードの時に人差し指を離して開放弦を使うことで、独特の響きをもったコードトーンを出しているのも特徴です。

このようなコードフォームの作り方はCAGEDシステムという考え方を知ることで理解できるようになります。

CAGEDシステムやコードについての記事もありますのであわせてご覧になってみて下さい。

サビの部分は12フレット付近のハイポジションでのAコード、Gコード、Dコードのパワーコードです。

Aコード、GコードはオープンAコードのフォームですが、DコードはオープンGコードのフォームだと思われます。

オール・ライト・ナウのリフをコピーすることでコードフォームの作り方が理解できるようになるのでいい勉強になります。

オール・ライト・ナウのリフの弾き方を紹介した動画なので参考にしてみて下さい!

ディープ・パープル(Deep Purple) 紫の炎(Burn)

紫の炎(Burn)は、イギリスのバンドであるディープ・パープル(Deep Purpie)が1974年に発売した同名のアルバム、紫の炎(Burn)に収録されている曲です。

紫の炎のライヴ映像です。

ディープ・パープルは他にもハイウェイ・スターやスモーク・オン・ザ・ウォーターなどの有名曲があって、どこかで耳にしたことがある方も多いでしょう。

この時のディープ・パープルのギタリストはリッチー・ブラックモアです。リッチー・ブラックモアは後のハードロックに多大な影響を与えた名ギタリストです。

紫の炎のリフはGマイナーペンタトニックスケールが基調となっています。

6弦3フレットを親指で押さえるのと、3、4弦3フレットから1フレットスライドダウンしてからプリングオフで開放を鳴らすのがポイントです。

疾走感があるので、弾いていて楽しいギターリフです。

紫の炎のリフの弾き方を紹介した動画なので参考にしてみて下さい!

T・レックス(T. Rex) 20センチュリー・ボーイ(20th Century Boy)

20センチュリー・ボーイ(20th Century Boy)はイギリスのバンドであるT・レックス(T. Rex)が1973年に発売したシングルです。

この曲は1972年に初来日した時にレコーディングされたそうです。

20センチュリー・ボーイのライヴ映像です。

ギターを弾いているのはボーカルのマーク・ボランです。

マーク・ボランのギターはシンプルでチープにすら感じられますが、とてもかっこいいです。

マーク・ボランは自分は30才まで生きられないと語っていたそうですが、30才になる2週間前に交通事故で亡くなっています。

20センチュリー・ボーイのリフはEコードで成り立っています。

Eコードのストロークは裏拍なので、原曲と合わせて弾いてリズムを掴むのが良いでしょう。

6弦開放から6弦3フレットのクォーターチョーキングのフレーズですが、他のレッスン動画を見てみると2フレットをクォーターチョーキングしているのも見かけます。

どちらが正しいのかはっきりとは分かりませんが、自分はEマイナーペンタトニック上の6弦3フレットを味付けという意味合いでクォーターチョーキングするパターンで弾いています。

20センチュリー・ボーイのリフの弾き方を紹介した動画なので参考にしてみて下さい!

・T・レックスのゲット・イット・オンのギターフレーズの弾き方を紹介した記事はコチラです。

ブラック・サバス(Black Sabbath) アイアン・マン(Iron Man)

アイアン・マン(Iron Man)はイギリスのバンドであるブラック・サバス(Black Sabbath)が1970年に発売したアルバム、パラノイド(Paranoid)に収録されています。

プロレスラーのロードウォリアーズの入場曲としてご存じの方もいらっしゃるかと思います。

ブラック・サバスのギターはトニー・アイオミです。

若い頃、板金工として働いていた作業中に事故で右手の中指と薬指の先端部分を失っていて、特製のプロテクターを付けてギターを弾いています(トニー・アイオミは左利きで右手でネックを持つスタイルです)。そのようなハンデを抱えながらも世界的なギタリストにまでなった偉大な人物です。

アイアン・マンのリフはパワーコードで成り立っています。シンプルですが、繰り返し弾いていると心地よく、いつまでも弾いていられます。これぞリフと言える素晴らしいフレーズだと思っています。

アイアン・マンのリフの弾き方を紹介した動画なので参考にしてみて下さい!

ここまで紹介してきましたが、いかかでしたでしょうか。これからロックギターのリフを弾いてみようと思っている方の参考になれば幸いです!

・レッド・ツェッペリン、ジミー・ペイジのギターリフを紹介した記事はコチラです。

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