ギブソン レスポールスペシャルの弦交換、チューニング、弦高調整を紹介! 【エレキギター】

さて、今回は、エレキギターのギブソン レスポールスペシャル(Gibson Les Paul Special)の弦交換、チューニング、弦高調整を紹介します!

この記事は、ギブソン レスポールスペシャルの弦交換、チューニング、弦高調整の手順とその際に役立つツールを紹介した内容となっています。

ギブソン レスポールスペシャル(Gibson Les Paul Special)の弦交換の手順と便利なツールを紹介

ギブソン レスポールスペシャル(Gibson Les Paul Special)はレスポールジュニアをアップグレードしたモデルとして1955年に発売されました。

レスポールスタンダードやレスポールジュニアに比べて軽量で、スタンダードと同じくピックアップがフロントとリアに搭載されています(ジュニアはリアのみ)。

ジュニアと同じくダブルカッタウェイのモデルがあるのも特徴です。

グレードとしてはスタンダードとジュニアの中間といったところですが、グレードが高いからいいとか悪いとかではなく3種類にそれぞれ特徴と個性があります。

今回弦交換したのは友人が所有する2003年製レスポールスペシャルのダブルカッタウェイです。

製造年はヘッド裏に刻印されているシリアルナンバーの最初の2桁から確認することができます。

では弦交換の手順を紹介していきます!

弦の取り外し

まずは古い弦を取り外します。

ペグを緩めて弦がゆるゆるになったらニッパーで切っていきます。

自分はストリングワインダーにニッパーがついたものを使用しています。

取り外した弦は燃やせないごみで廃棄します。

弦を取り外したら弦を張っている時に拭けない部分をクロスで綺麗にしていきます。

クロスを水で濡らして絞って拭くとかなり綺麗になります。

ギターポリッシュを使用するとさらに綺麗になる上に、肌触りもさらさらになります。

レスポールスペシャルはテイルピースとブリッジを簡単に取り外すことができるので、外して手入れをしていきます。

ブリッジは外す前に向きを覚えておきましょう。どちらの向きでも取り付けることができるので、向きが変わってしまうとオクターブチューニングが狂ってしまいます。

ネックのローズ指板はオレンジオイルや指板コンディショナーで手入れするのがおすすめです。

弦の張り方

今回張っていく弦は、アーニーボール(ERNIE BALL)のスーパースリンキー、1弦が09、6弦が42の細めで弾きやすい弦です。

弦交換する際に便利なネックスタンドという商品もあります。

まず、テイルピースに弦を通します。この時にくれぐれも弦を間違えないようにしましょう。

いっぺんにすべての弦を通してしまうと邪魔くさいので、1本ずつ張っていくのがいいと思います。

張っていく順番は、ブリッジ側の6弦、1弦から張っていくのがいいと思います。

ペグに弦を通したら巻き取っていくわけですが、巻きしろの目安はペグの1個先分が適当です。

5、6弦は太いので気持ち巻きしろを短く、1、2弦は気持ち長くするのがいいでしょう。

その部分で弦を折り曲げてペグまで戻します。

折ったほうを1弦側に向けてから弦の下を通し、弦の下から巻き付けます。

このような状態になります。

弦をブリッジの方向に引っ張ってテンションをかけながら巻き取っていきます。

ペグを回す方向はペグを真上から見て反時計回りです。

弦が張れたら軽く引っ張ってストレッチします。

こうすることでチューニングが安定しやすくなるそうですが、あまり引っ張りすぎるのもよくないのでほどほどにしておきましょう。

最後に余っている弦をカットします。

弦高調整、チューニングの手順

弦をすべて張り終えたら弦高調整を行います。

12フレットの頂点から弦の下の間隔を定規を使って計測します。

こちらのルーラーが非常に便利です。

1弦で1.2~1.5mm、6弦で2~2.3mmが一般的な弦高です。

ブリッジの両脇の丸いネジを回して調整します。時計回りで低く、反時計回りで高くなります。

固くて回らない場合は弦を緩めます。

次にチューニングですが、特別注意することもなくチューニングメーターを使用して音を合わせていきます。

・BOSSのTU-03を詳しく紹介した記事はコチラです。

6弦から1弦までチューニングすると音が下がっているはずなので再度チューニングします。

それから少し弾いてチューニング、それを何度か繰り返せば音が安定してくるはずです。

以上で弦の張り替えは終了です。

この記事がレスポールスペシャルを購入したばかりの方の役に立てば幸いです!

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