さて、今回はフェンダー テレキャスターの弦交換を紹介した記事になります！
この記事はフェンダー テレキャスターの弦交換とチューニングの手順、その際に役立つツールを紹介した内容となっています。
フェンダー テレキャスター(Fender Telecaster)の弦交換の手順と便利なツールを紹介
今回、エレキギターの弦交換を紹介していくのですが、自分の所有しているフェンダー テレキャスター(Fender Telecaster)で手順を紹介していこうと思います。
他の種類のギターはそれぞれに弦交換の手順があるので注意が必要です。
自分の所有しているのは94年製のフェンダーUSAアメリカンヴィンテージ52テレキャスターです。
10年以上前に中古の商品を10万円ほどで購入しました。東京都福生市の楽器屋で購入したのですが、福生市の楽器屋を紹介した記事もありますので興味のある方はご覧ください。
アメリカンヴィンテージシリーズは2017年で生産終了となっていて、現在それに近いモデルはアメリカンオリジナルシリーズのようです。
フェンダー テレキャスターはシンプルで扱いやすく、非常に気に入っています。
ちなみにブリッジサドルはCallaham製(カラハム)のサドルに交換しています。
取り付けてあるのがカラハム製、下が純正のブリッジサドルです。
オクターブ調整が安定しやすく、大変おすすめです。
では、弦交換の手順を紹介していきたいと思います！
弦の取り外し
まずは古くなった弦を取り外していきます。
ペグを回して弦を緩めます。弦がゆるゆるになるまで緩めたらニッパーで弦を切ってしまいます。
自分はストリングワインダー(それについては後ほど説明します)にニッパーがついたものを使用しています。
弦をすべて取り外したらフレットボードやブリッジ部分など、弦を張っているときに拭くことのできない部分をクロスで綺麗にします。
汚れのひどい場合はクロスを水で濡らして絞って使うとかなり綺麗になります。
ギター用クロスはパソコンの画面やスマートフォンを拭くのにも使えるので持っているとかなり便利です。
ギターポリッシュを使用するとさらに綺麗になって肌触りもさらさらになります。
外した弦は燃やせないごみで廃棄します。
弦の張り方
自分はダダリオ(D’Addario)のEXL115を使用しています。
1弦が11、6弦が49でレギュラーゲージよりも少し太い弦です。
少し太いほうが音にパンチがあるような気がするのでこのモデルを使用しています。
弦を張る順番はどれからでも構いませんが、今回は6弦で説明していきます。
まずボディの裏側から弦を通します。
この時にくれぐれも弦を間違えないようにしましょう。
モデルにもよりますが、テレキャスターは横から弦を通すタイプではなく、このようになっています。
このようなタイプの場合はまずペグの1つ半先の長さで弦を折り曲げ、折り曲げた部分から1cmほどの長さで弦を切ります。
折り曲げた部分を上から穴に差し込み、先ほどのストリングワインダーで巻き取っていきます。
弦は指で押さえて下のほうに巻いていきます。ペグを正しい方向に巻かないと弦が真っすぐにならないので注意が必要です。
ペグを回す方向はペグを真上から見て反時計回りです。
弦を取り付けることができたら少し弦を引っ張ってストレッチします。
こうすることで音が安定しやすくなるそうですが、やりすぎるのもよくないようなのでほどほどがいいようです。
テレキャスター 弦のチューニング
すべての弦を張り終えたあとはチューニングをしますが、チューニングは音叉を使う方法とチューナーを使う方法があります。
音叉は軽くたたいて固いものに当てるか、歯で咥えるとAの音が出ます。その音と5弦の5フレット上を軽く触って弾くことで出るハーモニクス音と同じ音に合わせていきます。
ギター用の音叉は、A-440Hzの周波数のものを使用します。
音叉でチューニングできるとカッコイイですが、残念ながら自分はきちんと音をあわせることができないのでBOSSのチューナーを使用しています。
クリップ式チューナーも便利です。
・BOSSのクリップチューナーであるTU-03を詳しく紹介した記事はコチラです。
ただ、音叉を使ってチューニングすると音感が鍛えられるのでやってみるのはいいと思います。そして最終的にチューナーで音を合わせていくと良いでしょう。
今回、久しぶりに弦を張り替えましたが、やはり新しい弦はいいものです。
初心者の方でなければ参考になる部分は少なかったかもしれませんが、この記事で何か得るものがあったのであれば幸いです！
・弦高の高さの計測などに非常に便利なルーラーです。
・弦交換の様子の動画もありますので、是非ご覧になってみて下さい！
・テレキャスターを使用しているおすすめギタリストを紹介した記事はコチラです。
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