さて、今回はバンダイのガンプラ(プラモデル)であるRG(リアルグレード)シリーズのサザビーを紹介した記事になります!
この記事は、RG サザビーの紹介、素組み、スミ入れ、デカール貼り、つや消しの作業手順の紹介といった内容となっています。
RG(リアルグレード) サザビーとは
サザビーは1988年に公開された「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」においてシャア・アズナブルが搭乗した機体で、宿命のライバルであるアムロ・レイが搭乗するνガンダムと死闘を繰り広げました。
RG(リアルグレード)のサザビー、モビルスーツ番号MSN-04は2018年8月11日に発売されました。RGシリーズとしては第29弾のキットになります。
※Amazonなどでは定価より高く販売されていたりするので、バンダイの公式サイトで定価を確認するのがいいと思います。
前回の記事で紹介したνガンダムはサザビーが発売された1年後に発売されています。
サザビーもνガンダムと同じく大きな箱となっていて、νガンダムの箱よりも厚みがあります。
自分はこれまで、初代ガンダム、量産型ザク、シャア専用ズゴック、ガンダムMk-Ⅱ(ティターンズ仕様)、Zガンダム、νガンダムと作ってきて、サザビーでRGシリーズのキットを作るのは7体目となります。
RG(リアルグレード) サザビーの素組み
RG サザビーの内容物はこのようになっています。
ランナーが17枚、リアリスティックデカール、取扱説明書です。
ランナーが17枚というのは、これまで作ったキットで最も多いランナー数です。
他のRGのキットと同じく、リアリスティックデカールは水転写式ではありません。
取扱説明書に従って素組みをしていきます。
自分はニッパーはタミヤの薄刃ニッパー74035、ゲート処理はタミヤのモデラーズナイフPROを使用しています。
ニッパーで切り離したあとにナイフで整えるというやり方です。
アドヴァンスドMSジョイントはνガンダムと同様の組み込むタイプとなっています。
これまで作ったRGのキットと比べて大きなパーツが多く、組み甲斐のあるキットでした。
合わせるのが難しい箇所が多かった印象です。結構強く押し込まないとはまらないという部分もありました。
いつものように何日にも分けて組んでいきましたが、あわせて10時間ほどはかかっていると思います。
ジオンのモビルスーツらしくどっしりとしていてボディも大きいです。
関節の可動域も広く、各部の装甲も細かく可動します。パーツが取れてしまうということもほとんどありません。
バックパックのカプセルのようなファンネルも取り外し可能でそれぞれ可動するものとなっています。
ライバル機であるνガンダム同様、非常に質の高いキットだと思います。
本体、ビームサーベル×2、ビームトマホーク、ビームショットライフル、シールド、各種手首、アクションベース用のパーツ、1/144シャア・アズナブルがこのキットの全てです。
νガンダム同様、指が動くタイプの手首は無くなっています。
RG(リアルグレード) サザビーのスミ入れとつや消しのやり方
スミ入れは流し込みタイプのスミ入れペンを使用しました。
基本的にブラックでスミ入れをしていきました。
自分はほとんどやっていませんが、段になっていて明確に溝になっていない部分はケガキ針で軽く何度かなぞってスミ入れをします。
サザビーは明確な溝という部分は少ないですが、自分で溝を作ってスミ入れをするとかなりカッコ良くなると思います。
サザビーは装甲の裏側にスミ入れを出来る場所が多いのでやりがいがありますが、ほとんど目立たないので自分はやりませんでした。
溝からはみ出したスミ入れ塗料は、しっかりと乾いてから消しゴムか、ガンダムマーカーの消しペンを染み込ませたティッシュか綿棒、フィニッシュマスターで拭き取ります。
スミ入れ塗料がしっかり乾いていないと滲んでとれなくなったりするので注意が必要です。
狭い所でなければ消しゴムでいいと思います。狭い所も消しゴムを切って角を作ればそれでいけたりもします。
今回はほとんど消しゴムで処理しました。
スミ入れを終えたらリアリスティックデカールを貼ります。かなり小さいのでピンセットを使って貼っていきます。
水転写式デカールは別売りです。
リアリスティックデカールを貼ってからつや消しをします。
つや消しはつや消しトップコートを使用しました。
つや消しスプレーが付いてほしくない部分はマスキングテープで保護するのですが、今回は使用しませんでした。
各部を大まかにばらして塗装棒にセットし、トップコートを30回ほどよく振ってキットを通過させるように吹き付けます。
スプレーする際は換気に注意するのと、マスクも着けたほうがいいと思います。
塗装ベースに挿して1時間ほど乾かします。
自宅のベランダでスプレーしましたが、風が強かったりするとスプレーがけっこう飛んでいったりするので注意が必要です。
塗装ブースがあれば部屋の中で作業することができます。
スミ入れ、デカール貼り、つや消しを終えて完成です。
リアリスティックデカールを貼るとかなりいい感じになりました。
つや消しも効果的だったと思います。
νガンダムと同じくサザビーも宇宙空間で戦っているのでアクションベースでポーズを作って飾っておくのもいいと思います。
νガンダムと並べてみました。ライバル機だけあってサイズ感は同じぐらいです。
量産型ザクとシャア専用ズゴックと並べるとサザビーの大きさがよく分かります。
RGサザビーは本当に質の高いキットで作っていて楽しかったです。
この記事がこれからRGサザビーを作ってみようという方の参考になれば幸いです!
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