さて、今回はバンダイのガンプラ(プラモデル)であるRG(リアルグレード)シリーズのν(ニュー)ガンダムを紹介した記事になります!
この記事は、RG νガンダムの紹介、素組み、スミ入れ、デカール貼り、つや消しの作業手順の紹介といった内容となっています。
RG(リアルグレード) ν(ニュー)ガンダムとは
νガンダムは1988年に公開された、機動戦士ガンダム 逆襲のシャアにおいてアムロ・レイが搭乗した機体で、シャア・アズナブルのサザビーと最後の激闘を繰り広げました。
RG(リアルグレード)のν(ニュー)ガンダム、モビルスーツ番号RX-93は2019年8月10日に発売されました。RGシリーズとしては第32弾のキットになります。
※Amazonなどでは定価より高く販売されていたりするので、バンダイの公式サイトで定価を確認するのがいいと思います。
RG νガンダムの箱は従来のRGシリーズのものよりも大きいです。
自分はこれまで初代ガンダム、量産型ザク、シャア専用ズゴック、ガンダムMkⅡ(ティターンズ仕様)、Zガンダムと作ってきて、νガンダムでRGシリーズのキットを作るのは6体目となります。
RG(リアルグレード) ν(ニュー)ガンダムの素組み
RG νガンダムの内容物はこのようになっています。
ランナーが13枚、リアリスティックデカール、取扱説明書です。
箱が大きいだけあってパーツの点数は多いです。
他のRGのキットと同じく、リアリスティックデカールは水転写式ではありません。
取扱説明書に従って素組みをしていきます。
自分はニッパーはタミヤの薄刃ニッパー74035、ゲート処理はタミヤのモデラーズナイフPROを使用しています。
ニッパーで切り離したあとにナイフで整えるというやり方です。
これまで作ったRGのキットのアドヴァンスドMSジョイントは骨のような感じで可動するようにあらかじめ組み込まれていましたが、このνガンダムのアドヴァンスドMSジョイントはひとつひとつ組み込んでいく仕様となっています。これが非常に高い完成度を誇っています。
いつものように何日にも分けてゆっくりと組んでいきましたが、素組みが完成するまでに10時間弱はかかったのではないかと思います。
アンダーゲートになっているパーツも多く、ランナーの番号も見やすくなっていてストレスが少なく、楽しく組めるキットでした。
RGのキットもここに極まった感があって、本当に質の高いキットです。
各部の可動も素晴らしく、パーツが落ちるという事もありません。
逆襲のシャアの中でアムロ・レイが「νガンダムは伊達じゃない」と言っていましたが、RGのνガンダムもまさしく伊達じゃないクオリティです。
背中のフィンファンネルが重たいので、バランスよく立たせないと後ろに倒れてしまいます。
本体、ビームサーベル2種類、ビームライフル、ニューハイパーバズーカ、シールド、フィンファンネル×6、各種手首、別売りのダブルフィンファンネルを取り付けるためのジョイント、アクションベース用のパーツ、1/144アムロ・レイがこのキットの全てです。
フィンファンネルは可動式でそれぞれ折りたたんで合体させることができます。合体させる場所は2か所あって好きな方を選ぶことができます。
これまでのRGのキットにあった指が可動するタイプの手首は無くなっています。
RG(リアルグレード) ν(ニュー)ガンダムのスミ入れとつや消しのやり方
スミ入れは流し込みタイプのスミ入れペンを使用しました。
白いパーツにはグレー、それ以外のパーツにはブラックを使用しました。
明確に溝になっている部分はそれほど多くありませんが、白い部分が多いのでスミ入れは効果的です。
段になっていて明確に溝になっていない部分はケガキ針で軽く何度かなぞってスミ入れをします。
自分はシールドのスミ入れでケガキ針を使用しました。
結構な手間だとは思いますが、ケガキ針で溝を作って多くスミ入れすればかなりカッコ良くなるでしょう。
溝からはみ出したスミ入れ塗料は、しっかりと乾いてから消しゴムか、ガンダムマーカーの消しペンを染み込ませたティッシュか綿棒、フィニッシュマスターで拭き取ります。
スミ入れ塗料がしっかり乾いていないと滲んでとれなくなったりするので注意が必要です。
狭い所でなければ消しゴムでいいと思います。狭い所も消しゴムを切って角を作ればそれでいけたりもします。
今回はほとんど消しゴムで処理しました。
スミ入れを終えたらリアリスティックデカールを貼ります。かなり小さいのでピンセットを使って貼っていきます。
水転写式デカールは別売りです。
リアリスティックデカールを貼ってからつや消しをします。
つや消しはつや消しトップコートを使用しました。
つや消しスプレーが付いてほしくない部分はマスキングテープで保護するのですが、今回は使用しませんでした。
各部を大まかにばらして塗装棒にセットし、トップコートを30回ほどよく振ってキットを通過させるように吹き付けます。
スプレーする際は換気に注意するのと、マスクも着けたほうがいいと思います。
塗装ベースに挿して1時間ほど乾かします。
自宅のベランダでスプレーしましたが、風が強かったりするとスプレーがけっこう飛んでいったりするので注意が必要です。
塗装ブースがあれば部屋の中で作業することができます。
スミ入れ、デカール貼り、つや消しを終えて完成です。
素組みだとすっきりしていましたが、スミ入れ、デカール貼りによってディテールが出たと思います。
つや消しもプラスチックのテカリが抑えられて効果的です。
ポーズを決めようと各部を雑に動かしてもパーツが落ちないのは素晴らしいです。
映画ではνガンダムは宇宙空間で戦っているので、アクションベースを使用してポーズを決めるのもいいと思います。
初代ガンダム(RX-78)、ガンダムMk-Ⅱ(ティターンズ仕様)、Zガンダムと並べてみると、どんどん大きくなっているのが分かります。
次はライバル機であるサザビーを作ってみようと思っています。
この記事がRG νガンダムを作ってみようと思う方の参考になれば幸いです!
・他のキットを紹介した記事はコチラです。
・ガンプラ初心者が揃えるべきおすすめの道具を紹介した記事はコチラです。
・ガンダムシリーズの見る順番とお得に視聴する方法を紹介した記事はコチラです。
・ガンダムベース東京を紹介した記事はコチラです。
コメント